仕事場にも癒やしやリフレッシュを求める人が増えているという。最近では、犬や猫などのペットをオフィスに同伴させて働くスタイルもある。システム開発を手掛けるIT企業「ファーレイ」(埼玉県)では、社員が猫を連れて出勤しており、オフィスには常に5匹ほどがいる。近年、SNSでも「社員犬」「オフィス猫」といったハッシュタグで、職場でペットと働く動画がバズるなど、同伴出社は国内で注目を集めている。海外でもGoogleやAmazon、Uberなどの大手企業で推奨されている動きだ。
ペットの存在は、社員のメンタルヘルスや業務効率に明確なメリットをもたらしている。社員の一人は、猫が膝の上で仕事ぶりを見守る姿などを見て、「煮詰まった時に1回リフレッシュできるし、疲れた時とかすごく癒やされる」と、その効果を実感している。
また、同社の取締役である細川真樹子さんは、ペットを同伴させることによる安心感を強調している。「ずっと目に付くところにいるし、他の社員も気にしてくれる。ひとりでお留守番させるより安心」だと語り、「社員同士のコミュニケーションについても、猫がきっかけとなる。貢献はしている」と、潤滑剤としての役割も指摘している。
一見すると、単なる癒やし効果に見えるが、代表取締役・福田英伸さんは企業の経営や実益にも直結していると明かす。特に求人について、「猫が好きな人がうちで働きたいと言ってくれて、求人で困ったことない。”招き猫状態”だ」と述べ、優秀な人材の確保に貢献しているという。
さらに、顧客との関係についても「お客様との繋がりも猫が潤滑剤になって、猫トークから始まり商談がうまくいく」といった営業上のメリットがあることを語っている。
もちろん、時に仕事中にいたずらが発生することもある。福田さんはトラブルについて、「猫が走り回ってサーバーのコンセントを抜いてしまった」と笑う。顧客からサーバーが止まっていると連絡を受け「あー、猫がやった!すいませんと謝ったことがある」とエピソードを明かした。
ペットの存在は、職場の雰囲気、コミュニケーション、そして求人活動においても、デメリットを上回るメリットを提供しているようだ。 (『ABEMA Prime』より)
