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紙の保険証が1日に有効期限を迎え、2日からマイナ保険証への本格的な移行が始まります。ただ、マイナ保険証の利用率は依然として4割を切っていて、医療機関や患者からはさまざまな声が上がっています。
顔認証「化粧有無で微妙に」
マイナ保険証利用者(20代)
「結構スムーズにピッと鳴ったら終わるので、助かっている」
「結構スムーズにピッと鳴ったら終わるので、助かっている」
マイナ保険証利用者(50代)
「薬の情報とかがすぐ見られるらしいので、二度手間にならなくて、先生も楽かなと思って」
「薬の情報とかがすぐ見られるらしいので、二度手間にならなくて、先生も楽かなと思って」
マイナ保険証利用者(50代)
「受け付けが楽なので、使わせてもらっている。便利です。早いし」
「受け付けが楽なので、使わせてもらっている。便利です。早いし」
過去の診療情報や薬の情報を確認できるなど、利用者からは好意的な声も聞こえてくるマイナ保険証。2日から従来の紙の健康保険証は原則使用できなくなります。
一方で、こんな声も聞かれました。
マイナ保険証利用者(20代)
「医者にかかった時、紙の保険証の人が優先という感じで、マイナ保険証の人は時間かかるので、後でという感じで受け付けを後回しにされたというのはある」
「医者にかかった時、紙の保険証の人が優先という感じで、マイナ保険証の人は時間かかるので、後でという感じで受け付けを後回しにされたというのはある」
マイナ保険証利用者(20代)
「顔認証が化粧をしている時と、していない時でちょっと微妙かな」
「顔認証が化粧をしている時と、していない時でちょっと微妙かな」
こうした声を反映してか、10月時点のマイナ保険証の利用率は37%。6割以上の人が従来の保険証を利用しています。
トラブルは運用する側の医療機関でも起きています。マイナ保険証の実態調査によると、7割の医療機関が何らかのトラブルがあったと回答しています。
“暗証番号忘れ”で窓口混雑
都内のクリニックを取材しました。
医療従事者
「マイナンバーカードを読み取るカードリーダーの機械ですね。患者様自身が操作方法が分からなかったりというのと、顔認証がうまくできなかったり、暗証番号を忘れてしまう方もいるので、そうなるとやり直しをしてカードリーダーに読み込ませる作業が生じるので、カードリーダーを使いたい方が何人か並んで混雑してしまうのはある」
「マイナンバーカードを読み取るカードリーダーの機械ですね。患者様自身が操作方法が分からなかったりというのと、顔認証がうまくできなかったり、暗証番号を忘れてしまう方もいるので、そうなるとやり直しをしてカードリーダーに読み込ませる作業が生じるので、カードリーダーを使いたい方が何人か並んで混雑してしまうのはある」
機械によるマイナ保険証の読み取りがうまくいかない場合は、どうすればよいのでしょうか?
医療従事者
「カードリーダーが読み込めない時は、スマートフォンのアプリで、そちらのほうから保険情報を確認させていただいたり、資格情報のお知らせや資格確認書をご提示いただいて確認をしている」
「カードリーダーが読み込めない時は、スマートフォンのアプリで、そちらのほうから保険情報を確認させていただいたり、資格情報のお知らせや資格確認書をご提示いただいて確認をしている」
もう1つ注意が必要なのが、マイナ保険証の“有効期限”です。患者自身がマイナ保険証としての有効期限が切れていることに気づかず、医療費が全額負担になってしまった事例があるということです。
2日からマイナ保険証を持っていない人やマイナンバーカードと健康保険の資格をひも付けていない人は、資格確認書を持参することで保険診療を受けることができます。
また、3月までは暫定措置として従来の保険証を使用することも可能です。
(「グッド!モーニング」2025年12月2日放送分より)
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