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北海道函館市の中心部、五稜郭にも近い繁華街で、火災が起きました。現在も鎮火に向けた消火活動が続いています。
通報があったのは、2日午後2時50分ごろ。
同じ時間帯に撮影された映像です。
消防隊の姿は見えますが、火元とみられる建物から、火の手が上がっているようには見えません。しかし、表通りから一本入った裏手では、すでに消火活動が始まっていました。建物の至るところから、炎が激しく噴き上がっています。
現場は、不動産会社などが入る2階建ての建物。
観光名所・五稜郭公園から歩いて10分ほどの場所にあります。周辺に、商業施設やデパートが立ち並び、観光客や買い物客でにぎわうエリアです。
周囲が暗くなるにつれて、火の勢いは衰えるどころか、さらに増していきます。
現場では、交差点の一部を通行止めにし、特殊車両も投入されました。
消防車18台による消火活動が続きましたが、火の勢いは衰えません。
日常生活への影響も広がっています。
近くのデパートや商業施設は臨時閉館となり、市電も、一時、全線で運行を見合わせました。
警察によりますと、火元は、建物裏口付近のトイレとみられています。ただ、出火当時の気象条件は、風が強いわけでも、空気が極端に乾燥していたわけではありません。
火元の建物に勤務する人
「古い木造なので、引火しているのに、誰も気づかなかったのかな。(Q.中で料理とかしていたわけではない)そうです」
「古い木造なので、引火しているのに、誰も気づかなかったのかな。(Q.中で料理とかしていたわけではない)そうです」
消防によりますと、けが人や逃げ遅れた人はいないということです。
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