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【10日(水)の予想最小湿度】
函館(北海道)40%、八戸(青森)50%、宮古(岩手)40%、前橋30%、東京25%、静岡35%、大阪40%、高知35%
函館(北海道)40%、八戸(青森)50%、宮古(岩手)40%、前橋30%、東京25%、静岡35%、大阪40%、高知35%
きょう10日(水)、冬型の気圧配置が続く北日本では雪が降っています。強い地震があった青森県の八戸でも明け方は一時的に積雪を観測しました。北海道は日本海側を中心に雪が続く見込みです。一方、八戸にはきょう日差しが戻りはじめています。ただ、最高気温は4℃と日中も冷え込みが続く予想です。また太平洋側に位置する八戸の空気は比較的乾燥しそうです。今後の地震も心配される中、復旧作業をされる方も多くいらっしゃると思いますが、防寒と合わせてマスクをつけるなど体調面にも十分気をつけてお過ごしいただきたいと思います。
また、西日本から東日本も太平洋側を中心に空気の乾燥が続いています。東京や大阪などこの1週間ほどの間は乾燥注意報が出続けていて、群馬の妙義山や神奈川県の日向山では山火事も発生しています。関東は日曜日までまとまった雨が期待できないため、新たな火災などが起きないよう、火の取り扱いには十分ご注意ください。
■被災地にも強烈寒気 週後半は各地で冷え込み
この先の天気を見ると、あす11日(木)は気温が高めながら、低気圧の影響で広く天気が崩れます。この低気圧が強い寒気を引き連れてやってくるため、あすの夜以降は次第に冷え込みが厳しくなりそうです。地震の揺れが強かった地域では、函館で12日(金)に最低気温−8℃と今季一番の冷え込みが予想されているほか、八戸でも−4℃と、先週の強烈寒気と同じくらいの冷え込みとなりそうです。西日本から東日本の都市部でも週末の朝は3℃以下になり、霜がおりるくらいの気温になります。
今後の万が一の地震に備え、屋外や停電した際もしっかりと暖を取れるようにしておくとよいでしょう。
8日の青森県東方沖の地震を受けて、気象庁からは「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されています。通常の生活を続けながらも、家具の固定や避難場所の確認といった日ごろの地震対策を見直すとともに、寝る時に外に出られる服装でいることなどの「特別な備え」が呼びかけられています。
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