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旧統一教会の田中富広会長が辞任を表明し、初めて謝罪の言葉を口にしました。しかし、教団は犯罪をしたことは一件もないと主張しました。
被害者救済の弁護士「評価できるものではない」
旧統一教会 田中会長
「私たちの活動が、一部の方々に深いご心痛を与えたことは決して軽視できません。改めておわびさせていただきます。申し訳ありませんでした」
「私たちの活動が、一部の方々に深いご心痛を与えたことは決して軽視できません。改めておわびさせていただきます。申し訳ありませんでした」
カメラに向かって5秒ほど頭を下げた教団トップ。謝罪の言葉を口にする一方、組織を擁護する場面もありました。
「家庭連合(旧統一教会)は今まで、犯罪をしたことは一件もありません。すべてが謝罪だから、すべての罪を認めたとか、ざっくりと受け取られてしまうと困るので」
会見では、現在裁判が行われている山上被告についても語られました。
「山上被告の起こした事件について、背景に家庭連合(旧統一教会)が存在していたことは事実なので、ここはしっかりと向き合っていかなきゃいけない。山上被告の動機、真実が何だったのか、どこまで真実が語られていくのか、知りたい気持ちは強く持っています」
教団トップの辞任表明に、被害者の救済に取り組んできた弁護士らはこのように話します。
阿部克臣弁護士
「自分の対応に何ら触れないまま職を辞するといっても、それで教団の改革がなされたと評価できるものではない」
「自分の対応に何ら触れないまま職を辞するといっても、それで教団の改革がなされたと評価できるものではない」
(「グッド!モーニング」2025年12月10日放送分より)
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