社会

グッド!モーニング

2025年12月10日 10:51

旧統一教会トップ、辞任表明で謝罪も組織擁護 安倍氏事件「背景に教団」

旧統一教会トップ、辞任表明で謝罪も組織擁護 安倍氏事件「背景に教団」
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 旧統一教会の田中富広会長が辞任を表明し、初めて謝罪の言葉を口にしました。しかし、教団は犯罪をしたことは一件もないと主張しました。

被害者救済の弁護士「評価できるものではない」

旧統一教会 田中会長
「私たちの活動が、一部の方々に深いご心痛を与えたことは決して軽視できません。改めておわびさせていただきます。申し訳ありませんでした」

 カメラに向かって5秒ほど頭を下げた教団トップ。謝罪の言葉を口にする一方、組織を擁護する場面もありました。

組織を擁護する場面も
組織を擁護する場面も
「家庭連合(旧統一教会)は今まで、犯罪をしたことは一件もありません。すべてが謝罪だから、すべての罪を認めたとか、ざっくりと受け取られてしまうと困るので」

 会見では、現在裁判が行われている山上被告についても語られました。

山上被告について
山上被告について
「山上被告の起こした事件について、背景に家庭連合(旧統一教会)が存在していたことは事実なので、ここはしっかりと向き合っていかなきゃいけない。山上被告の動機、真実が何だったのか、どこまで真実が語られていくのか、知りたい気持ちは強く持っています」

 教団トップの辞任表明に、被害者の救済に取り組んできた弁護士らはこのように話します。

「教団の改革がなされたと評価できるものではない」」
「教団の改革がなされたと評価できるものではない」」
阿部克臣弁護士
「自分の対応に何ら触れないまま職を辞するといっても、それで教団の改革がなされたと評価できるものではない」

(「グッド!モーニング」2025年12月10日放送分より)

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