北海道で記録的な大雪と暴風　今週末は気温上昇で季節逆戻り　

北日本で記録的な大雪

低気圧が発達しながら北上して北日本はきょう（月）にかけて冬の嵐となりました。中標津空港では12時間で43cmの雪が降り、観測史上1位の大雪となりました。北海道のオホーツク海側や道東といった、この時期まだあまり雪が多くない地域で積雪が急増し、雪の深さは平年の3倍以上となっています。

路面状況の悪化によるスリップ事故や雪下ろしの際の事故にお気を付けください。

暴風も記録的

低気圧が発達したことにより暴風も記録的になっています。上標津ではきょう（月）の午前9時27分、最大瞬間風速40.5mの非常に強い風が吹き、観測史上1位を記録しました。雪の降り方は弱まっているものの、風の強い状態はきょう（月）の夕方まで続きます。交通の乱れや飛来物に注意が必要です。

低気圧発達で暴風に警戒

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週末は気温上昇　融雪災害のおそれ

11月以降、日本付近には度々強烈な寒気が流れ込み、大雪や吹雪、厳しい寒さがもたらされました。しかし、今週末にかけては暖気の出番となります。週末にかけて暖かい空気が日本列島に流れ込み、季節逆戻りの気温となりそうです。
気象庁も今週後半から平年より気温がかなり高くなるとして「早期注意情報」を発表して農作物の管理などへの注意を呼び掛けています。この時期に暖かくなることはうれしい気持ちもありますが、積雪が増加した地域では屋根からの落雪や融雪災害、なだれに注意してください。

暖気優勢に