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静岡県の伊東市長選挙が14日に投開票され、学歴詐称疑惑で失職した田久保真紀氏(55)は落選しました。
落選も「感謝しかない」
「たくさんの人に手を振っていただいて、たくさんの人に手を握っていただいて、もうすでにファイナルのように涙腺が泣きそうになっていますけど、本当にあたたかいご声援をいただいて、ありがたいなと思っています」(7日)
2度目の伊東市長選に臨む前市長の田久保氏。演説中、プラカードを持った人が乱入する場面もありました。選挙戦では選挙事務所は設置せず、SNSを積極的に活用しました。
「これで勝ち上がったら伝説です」
伊東市は今年、2度の市長選が行われる異例の状況です。学歴詐称疑惑の田久保氏は2度の不信任決議が可決され失職。しかし、田久保氏は再び市長選に立候補しました。
「どうかかなうことでしたら、もう一度皆さんのお力をお貸しいただいて、私を市政の場に送り出していただきたい。そのように考えております」(先月19日)
今回は、伊東市長選としては過去最も多い9人が立候補。14日に投開票が行われ、投票率は60.5%と前回(49.7%)を大きく上回りました。
そして、前の伊東市議・杉本憲也氏(43)が1万3522票を獲得し初当選。新しい伊東市長に選ばれました。
田久保氏は3位に終わりましたが、4131票を獲得。15日、SNSを更新しました。
「本当にたくさんのご声援・ご支援ありがとうございました!これだけの逆境の中でも私を信じて、支えてくれた皆さんの想いに感謝しかありません。この後の予定については、全くの未定です。何か決まりましたら、またお知らせをいたします!本当に、本当にありがとうございました!」
(「グッド!モーニング」2025年12月15日放送分より)
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