1
東京・赤坂の個室サウナで火事があり、30代の男女2人が死亡しました。なぜサウナで火が出たのでしょうか。
サウナ店で火事 2人死亡
なぜ、サウナで火事が起きたのか?
110番通報があったのは15日正午ごろのことでした。
110番通報
「火災用のベルが鳴っている」
「火災用のベルが鳴っている」
東京有数の繁華街・赤坂。火事があったのは、東京メトロ・赤坂駅からおよそ350メートルの住宅や飲食店、ホテルなどが密集するエリアにあるビルの一室です。
警視庁などによりますと、このビルの中には複数のサウナがあり、このうち1つのサウナ室から火が出たといいます。
通報からおよそ1時間後の現場周辺の様子。救急隊員らがシートで囲んだストレッチャーを運んでいきます。
この火事で、サウナ室にいた男女がけがをしていて病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
現場近くで働く人
「煙とか一切出ていなくて、はじめ消防車1台と救急車が来て、そこからバタバタと他の消防車、救急車やパトカーが来て。ちょうどお昼だったので結構(人の)行き来はあった」
「煙とか一切出ていなくて、はじめ消防車1台と救急車が来て、そこからバタバタと他の消防車、救急車やパトカーが来て。ちょうどお昼だったので結構(人の)行き来はあった」
火は、ポンプ車など22台が出動し、およそ1時間15分後に消し止められました。
なぜ、この個室サウナ店で火事は起きたのでしょうか?専門家は…。
元麻布消防署長 坂口隆夫さん
「サウナは東京都の火災予防条例で規制されている。サウナの構造や熱源からの可燃物への離隔距離、温度110度以上の高温になってはいけないなど細かい規制を受けている。サウナの構造自体が熱せられて出火することは考えられない。電気またはガス、熱源から出火したことが考えられる」
「サウナは東京都の火災予防条例で規制されている。サウナの構造や熱源からの可燃物への離隔距離、温度110度以上の高温になってはいけないなど細かい規制を受けている。サウナの構造自体が熱せられて出火することは考えられない。電気またはガス、熱源から出火したことが考えられる」
警視庁と東京消防庁が出火原因などを調べています。
広告




