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■17日は再び北海道に強い寒気
北海道は、きのう15日(月)に記録的な大雪となりました。48時間に降った雪の量は、道東を中心に50cmを超え、12月としては観測史上最大を記録したところもあります。
北海道では、きょう16日(火)の日中は雪が小康状態となります。ただ、今夜からあす17日(水)にかけては再び強い寒気が流れ込み、今度は日本海側の山沿いを中心にまとまった量の雪が降る見込みです。17日(水)は北海道全域で一日中気温がマイナスの「真冬日」となる見込みで、路面凍結によるスリップ、交通機関への影響などに注意が必要です。
■17日は西・東日本で雨 日本海側は雷雨
気圧の谷が通過する影響で、17日(水)は東日本や西日本でも雨が予想されています。北陸や西日本日本海側では大気の状態が不安定で、雷が発生する確率が高くなっています。少雨状態が続く地域では恵みの雨となりますが、落雷や突風などには注意が必要です。太平洋側でもあちらこちらにわか雨がありそうですから、雨具を持ち歩くのが良さそうです。
■週末は全国的に高温 雪国も雨
週末は一転、全国的に高温傾向となります。寒気が北に退き、南から暖気が押し寄せるためです。
札幌では12月中旬以降として6年ぶりに10℃を超える見込みで、雨が予想されています。16日昼の時点で30cm以上の雪が積もっていますが、雪解けによる路面状況の悪化、冠水などが心配されます。
関東から西日本では軒並み15℃を超えて季節外れの暖かさ。西日本では20℃以上の所も出てきます。大掃除や年末年始の買い出しなどがはかどりそうです。
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