1
「クマによる被害はクマで解消」とばかりに、クマ出没で遠のいた客足をクマ肉で取り返す温泉施設がある。
新潟・三条市にある日帰り温泉「いい湯らてい」の総務部・宇田貴史氏は「クマが出るぞ出るぞということで、皆さん遠ざかっていくというか、マイナスなイメージがつきつつある、なかなか厳しい状況で営業を続けてきた」と語る。
「いい湯らてい」は、紅葉シーズンにあわせて、食事だけの利用が例年と比べて、3割も減ってしまったという。
そこで編み出したのが「熊汁」だ。熊汁の味付けは、みそがベース。そこに市内の酒蔵「福顔酒造」の酒かすを加え、麹の香りと深い旨味を出した。
「熊汁(熊肉)は赤身であまり臭みがない、結構歯ごたえがある肉で、またその他に、人参やごぼう、白菜なども一緒に入れて、温かくおいしい鍋にしようと思い提供している」(宇田氏)
さらに宇田氏は「熊汁を提供することによって、『よしじゃあ行ってみようか』という風に思っていただいて、足をまず運んでいただいて、ひいては全体的に活性化できればと思っている」と地域活性化への思いを語った。
また、「駆除されたクマの命も無駄にしないように考えている。自然と一緒に生きていくにはどうしたらいいのか、と考えるきっかけにもなればと思っている」とも話した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
広告
