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クリスマスで盛り上がっているこのシーズン。豪華なクリスマスケーキが溢れている中、定番のイチゴなどのフルーツも何もない「真っ白なケーキ」が話題になっている。
【映像】真っ白なケーキをデコレーションする様子(実際の映像)
この真っ白なケーキには理由があるそうだ。滋賀県大津市にある菓子店「パレット」の代表で、このケーキの考案者でもある吉田香奈子氏は「長男がイチゴが嫌いであまり食べない。子供はイチゴが好きっていうのは思い込みで、イチゴが嫌いな子供もいるよねっていう。そういういろいろな方に楽しんでもらえたら(と思い製作した)」と語る。
「フルーツのアレルギーを持つ方も一定数いらっしゃるので、そういう方にもチョコレートだけとか、クッキーだけとか、そういう感じで楽しんでもらえるのは1つメリット」(吉田氏、以下同)
「子供はみんなイチゴが好きなはず」「チョコレートだってみんな好き」そんな思い込みは間違っていることに気づかされたという。
さらに、何もないケーキにはこんな利点も生まれた。「自宅で手作りの体験をしてもらう。心に残る思い出の体験を作ってもらうというところ」。
その名も「自分で仕上げるオンリーワンケーキ」(3300円・税込)。「親目線」から生まれたこのケーキは予想を超える大ヒットとなり、予約が殺到し現在は受付が終了している。
「家で作る体験みたいなことって、子供にとってやりたいことだと思うけど、親としてはやらせたいけど汚れるし、大変だし、やらせたくない葛藤があって。それを気軽に家で手作りケーキが楽しめたら、子供にとってクリスマスが特別な思い出になるじゃないかなという思いもあった」
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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