人生一発逆転も夢ではない「宝くじ」。高額当せんした後には本当に幸せが待っているのか。『ABEMA Prime』では、過去に3億円以上の高額当せん者に話を聞いた。
【映像】一晩で2000万…キャバクラで豪遊する様子(実際の映像)
■3億2038万円の大当たり…使い道は?

過去に高額当せんした久慈六郎氏は、「2005年の38歳のとき、ロト6で3億2038万円大当たりした」と語る。当時の心境について、「嬉しいというか、見慣れない金額になると恐怖だった。『俺の金を狙ってるんじゃないか』と思うようになり、周りの人が泥棒に見えた」といい、当せんしたことは誰にも言えなかった。
当せん金の使い道については、「一番使ったのが女性。宝くじに当たる前は、月に1回キャバクラに行っていたが、1週間に4回ぐらい通うようになった。延長し放題、オープンラスト、同伴出勤はするし、シャンパンタワーも作った。高級クラブでは一晩で2000万円を使ったことがある」と明かした。
■10年で当せん金がゼロに…後悔は?
そんな豪遊生活にもかげりが…「預金額が3億を切った段階でちょっとマズいと思ったから、株やFXに手を出した。当時、今みたいにSNSが無い時代だったから、『2ちゃんねる』や掲示板を頼りにしてやっていた」。
その結果、「トータル2億ぐらい溶かした」と預金額は減る一方。そんなとき、「飲み屋でタイ人女性と出会い、付き合うようになった。5カ月ぐらいして、タイに帰ってしまったので、結婚したいと思い、タイに迎えに行った」。
そして、「(彼女の)お父さん、お母さんとご飯食べながら 『うちの娘と結婚したいのか?じゃあ誠意を見せてほしい』と言われて、3500万円くらいの家を建てたが、実はその女性、別のタイ人男性と結婚していた。家も建てたのに騙された。建て損だ」と話す。
その後、日本で飲食店と雑貨店の経営を行うも失敗し、「10年ぐらいで当せん金がゼロになった」。 しかし、「反省や後悔はない。今思えばすごくいい思いをさせてもらった。38歳という年齢で当せんしたことが大きかった。欲そのものをお金で完結することができた」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)
