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「魚の赤ちゃん」しかいない水族館。その館長と幼魚の採集に挑戦!次々現れる小さな魚たちの出会いに癒やされました。
世界でも珍しい「幼魚水族館」とは
静岡県にある、魚の赤ちゃんしかいない世界でも珍しい水族館・幼魚水族館です。出迎えてくれたのは、鈴木香里武館長です。
鈴木館長
「ごきげんようぎょ〜!」
「この子はナンヨウツバメウオっていう魚の幼魚なんですけど」
「ごきげんようぎょ〜!」
「この子はナンヨウツバメウオっていう魚の幼魚なんですけど」
住田紗里アナウンサー
「これ幼魚なんですか?大きくないですか?」
「これ幼魚なんですか?大きくないですか?」
鈴木館長
「だいぶ大きくなりましたけど、もっともっと大きくなる」
「だいぶ大きくなりましたけど、もっともっと大きくなる」
他の水族館ではなかなか見られない魚の赤ちゃんたちが、たくさん暮らしていましたが…。
鈴木館長
「このコーナーの魚は、すべて僕や飼育員が目の前の海からすくってきています」
「目の前の海の今の季節の幼魚リアルを見てほしいので、それに出会うためには自分で取りにいくしかない」
「このコーナーの魚は、すべて僕や飼育員が目の前の海からすくってきています」
「目の前の海の今の季節の幼魚リアルを見てほしいので、それに出会うためには自分で取りにいくしかない」
なんと、この水族館にいる幼魚は、セーラー服がトレードマークの鈴木館長自らが採集していることが判明します。たとえば過去には、風船に包まれたようなファンタジーな姿が可愛いアカグツの幼魚や、世界中の研究者が探しても見つけられなかったという幻のイシガキフグの幼魚も、採集に成功していました。
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岸壁は“幼魚パラダイス” 素手感覚の採集体験
住田アナ
「きょうはどうですか?海」
「きょうはどうですか?海」
鈴木館長
「きょうは最高のタイミングだと思います。風向きもいいですし」
「きょうは最高のタイミングだと思います。風向きもいいですし」
住田アナ
「こんなに晴れていて大丈夫?」
「こんなに晴れていて大丈夫?」
鈴木館長
「大丈夫です。とても見やすいと思いますよ」
「大丈夫です。とても見やすいと思いますよ」
早速ポイントへ向かいます。
鈴木館長
「でも船に乗るわけではない。こういう岸壁の足元を覗きます」
「でも船に乗るわけではない。こういう岸壁の足元を覗きます」
住田アナ
「もっと岸から離れたところかなと思っていたんですけど」
「もっと岸から離れたところかなと思っていたんですけど」
鈴木館長
「魚に会うためには沖の方に行くっていうイメージがあるかと思いますけど、実は漁港の足元こそ幼魚パラダイスが広がっているんですよ」
「漁港の中って囲われているので、あまり大きな魚が入ってこないんですよね。なのでそもそも敵が少ないし、こうやっていろんなロープがあったり木が浮いてたり、コンクリートの隙間があったり、隠れ家だらけなんです」
「こうやって隠れ家が多い漁港は、幼魚たちにとってはゆりかごのような場所になっている」
「魚に会うためには沖の方に行くっていうイメージがあるかと思いますけど、実は漁港の足元こそ幼魚パラダイスが広がっているんですよ」
「漁港の中って囲われているので、あまり大きな魚が入ってこないんですよね。なのでそもそも敵が少ないし、こうやっていろんなロープがあったり木が浮いてたり、コンクリートの隙間があったり、隠れ家だらけなんです」
「こうやって隠れ家が多い漁港は、幼魚たちにとってはゆりかごのような場所になっている」
住田アナ
「素敵ですね」
「素敵ですね」
岸壁幼魚採集の必須アイテムは何でしょうか。
鈴木館長
「岸壁幼魚採集はすごくシンプル。たも網とバケツさえあれば一日中できる」
「網で上からすくって紐のついたバケツで水を汲んで入れるっていうだけなので、壮大な金魚すくいのようなものなんです」
「岸壁幼魚採集はすごくシンプル。たも網とバケツさえあれば一日中できる」
「網で上からすくって紐のついたバケツで水を汲んで入れるっていうだけなので、壮大な金魚すくいのようなものなんです」
どんな幼魚に出会えるのでしょうか。幼魚探し開始です。
鈴木館長
「僕には今クラゲの仲間と、ニジギンポという魚が3匹見えています」
「僕には今クラゲの仲間と、ニジギンポという魚が3匹見えています」
住田アナ
「ニジギンポって何色ですか?」
「ニジギンポって何色ですか?」
鈴木館長
「茶色です 茶色い子は茶色いあたりに隠れるんです。あそこのもじゃもじゃの一番下あたりをよく見てみましょう」
「茶色です 茶色い子は茶色いあたりに隠れるんです。あそこのもじゃもじゃの一番下あたりをよく見てみましょう」
住田アナ
「一番下って海の中ですか?」
「一番下って海の中ですか?」
鈴木館長
「ちょっとすくってみましょうか、どんなものがいるか」
「はい、いましたよ!」
「ちょっとすくってみましょうか、どんなものがいるか」
「はい、いましたよ!」
住田アナ
「うわ、すごくきれい!黄金色じゃないですか」
「うわ、すごくきれい!黄金色じゃないですか」
鈴木館長
「きれいですね!これはね、ニジギンポという魚の幼魚です。ニジのような模様が背中に出ることが特徴なんですね」
「きれいですね!これはね、ニジギンポという魚の幼魚です。ニジのような模様が背中に出ることが特徴なんですね」
住田アナ
「まだでも黄金色ですよね」
「まだでも黄金色ですよね」
鈴木館長
「この頃はまだ逃げる力がないので、茶色い海藻にくっついて生活するために、こういう海藻と同じような色をしている。成長してある程度逞しくなってくると、黒とかいろんな模様が出てきます」
「この頃はまだ逃げる力がないので、茶色い海藻にくっついて生活するために、こういう海藻と同じような色をしている。成長してある程度逞しくなってくると、黒とかいろんな模様が出てきます」
さらに、一緒にこんな赤ちゃんも。
住田アナ
「あら、かわいい!エビ走るんですね」
「あら、かわいい!エビ走るんですね」
鈴木館長
「エビ元気ですね。イソスジエビです」
「幸先いいですね」
「エビ元気ですね。イソスジエビです」
「幸先いいですね」
住田アナ
「館長やっぱりすごすぎて」
「館長やっぱりすごすぎて」
鈴木館長
「これを見つけられるようになると、足元の海がパラダイスになってくるんですよ」
「これを見つけられるようになると、足元の海がパラダイスになってくるんですよ」
住田アナ
「これは楽しいですね 確かに」
「これは楽しいですね 確かに」
とっても楽しんでいる住田アナウンサー。幼魚を見つけたいという一心で、足を広げて、すごい体勢になってしまっていました。
鈴木館長
「あっ!クラゲ」
「これはね、あまりに透明なのですくってみましょう」
「この子は網ですくうと形が崩れちゃうので柄杓でいきましょう。これは面白いですよ」
「あっ!クラゲ」
「これはね、あまりに透明なのですくってみましょう」
「この子は網ですくうと形が崩れちゃうので柄杓でいきましょう。これは面白いですよ」
住田アナ
「すごい!中に入るとはっきり見えますね」
「すごい!中に入るとはっきり見えますね」
鈴木館長
「クラゲっていう名前なんですけど、刺されるようなクラゲと全然違う種類で有櫛動物と呼ばれる全く違うグループにいるカブトクラゲっていう種類で、触っても刺されない」
「この子で見てほしいのは、縁についているケバケバした部分。泳ぐための繊毛なんですけど、日の光を浴びると、電飾がはしっているように見える」
「クラゲっていう名前なんですけど、刺されるようなクラゲと全然違う種類で有櫛動物と呼ばれる全く違うグループにいるカブトクラゲっていう種類で、触っても刺されない」
「この子で見てほしいのは、縁についているケバケバした部分。泳ぐための繊毛なんですけど、日の光を浴びると、電飾がはしっているように見える」
住田アナ
「すごくきれいですね。自然界のイルミネーション!」
「すごくきれいですね。自然界のイルミネーション!」
カブトクラゲは水族館で育てるのが非常に難しいので、海に帰します。
住田アナ
「バイバイ〜」
「バイバイ〜」
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レアな初フィッシュ!
さらに、この季節ならではのこんな風景も…。
鈴木館長
「きたんじゃないかな!これは当たりだ」
「この辺のモヤモヤしたやつ、全部クラゲだと思う」
「刺すクラゲがこれだけいるっていうことは、これを食べにきている魚と、これに隠れる幼魚がいるってことかなと」
「風を読みつつ、違和感を探していきましょう」
「アオヤガラだ!真下に魚がいるの分かりますか?棒みたいなやつです」
「きたんじゃないかな!これは当たりだ」
「この辺のモヤモヤしたやつ、全部クラゲだと思う」
「刺すクラゲがこれだけいるっていうことは、これを食べにきている魚と、これに隠れる幼魚がいるってことかなと」
「風を読みつつ、違和感を探していきましょう」
「アオヤガラだ!真下に魚がいるの分かりますか?棒みたいなやつです」
住田アナ
「棒見えます」
「棒見えます」
鈴木館長
「あれ魚です」
「住田さんやってみます?」
「あれ魚です」
「住田さんやってみます?」
住田アナ
「やってみます!」
「やってみます!」
さあ、住田アナウンサー、初めての幼魚採集。ゲットすることはできるのでしょうか。
鈴木館長
「それで顔からガッと!すごい!素晴らしい!」
「それで顔からガッと!すごい!素晴らしい!」
住田アナ
「助けてください!館長!」
「助けてください!館長!」
鈴木館長
「やりましたね。初フィッシュがアオヤガラです。見ての通り木の枝に擬態して身を守っているお魚で、大きくなると1メートルを超える」
「スポイトみたいな口で小魚をむしゃむしゃ食べる」
「やりましたね。初フィッシュがアオヤガラです。見ての通り木の枝に擬態して身を守っているお魚で、大きくなると1メートルを超える」
「スポイトみたいな口で小魚をむしゃむしゃ食べる」
住田アナ
「何ちゃんにします?なんかピノキオ…?」
「何ちゃんにします?なんかピノキオ…?」
鈴木館長
「ピノキオいいですね。かわいい」
「初フィッシュって大事だと思うんですよ。初フィッシュでアオヤガラはレアですよ」
「ピノキオいいですね。かわいい」
「初フィッシュって大事だと思うんですよ。初フィッシュでアオヤガラはレアですよ」
住田アナ
「本当ですか!うれしいな」
「本当ですか!うれしいな」
さらに…。
鈴木館長
「おー!すごいセンスですね」
「おー!すごいセンスですね」
住田アナ
「獲れました!」
「獲れました!」
鈴木館長
「イソスズメダイというスズメダイという魚の仲間です。スズメちゃんみたいに可愛い顔」
「イソスズメダイというスズメダイという魚の仲間です。スズメちゃんみたいに可愛い顔」
住田アナ
「もう顔が見えますね。かわいい!」
「もう顔が見えますね。かわいい!」
鈴木館長
「まさに幼魚!これこそ幼魚!」
「まさに幼魚!これこそ幼魚!」
住田アナウンサーは、すっかり岸壁幼魚採集にハマってしまったようです。
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“ピノキオ”が水槽デビュー。
そんな住田アナウンサーが初めて採ったアオヤガラのピノキオちゃんは、幼魚水族館で飼育されることになりました。
鈴木館長
「今この水は海からすくってきた水なので、いきなり水槽にジャブっと入れると温度も違うし水質も違うから、びっくりしちゃうんですね。なるべくショックを起こさないように、今から『水合わせ』という作業をします。少しずつ水をならしていく」
「これはデリケートな幼魚を扱ううえですごく大事です」
「今この水は海からすくってきた水なので、いきなり水槽にジャブっと入れると温度も違うし水質も違うから、びっくりしちゃうんですね。なるべくショックを起こさないように、今から『水合わせ』という作業をします。少しずつ水をならしていく」
「これはデリケートな幼魚を扱ううえですごく大事です」
水合わせも終わり、いよいよ水槽へ。
住田アナ
「あっ出ていきました!頑張れ!生きるんだ!ピノキオちゃん無事に水槽に入りました」
「あっ出ていきました!頑張れ!生きるんだ!ピノキオちゃん無事に水槽に入りました」
鈴木館長
「元からいるルームメイトからすごい歓迎を受けてます。皆『ようこそ!』って集まってきた」
「元からいるルームメイトからすごい歓迎を受けてます。皆『ようこそ!』って集まってきた」
住田アナ
「無事になじめそうでよかったです!」
「無事になじめそうでよかったです!」
(「グッド!モーニング」2025年12月26日放送分より)
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