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犯罪被害に遭い、不安を抱えながら捜査や裁判に向き合う子どもたち。そんな心にそっと寄り添うのが「付添犬」です。育成の現場を取材しました。
(社会部 山内陽平)
「まわりの人みんなが怖かった」
犯罪被害にあった子どものケアにあたる付添犬です。子どもを支援する横浜市のNPO法人では2020年から導入されました。
子ども支援センター つなっぐ 代表理事 飛田桂 弁護士
「誰かに話すことによるダメージ、捜査を受けるダメージもあれば 日々の生活が変わっていくことによるダメージもあって、それは蓄積がものすごいんですね 」
「誰かに話すことによるダメージ、捜査を受けるダメージもあれば 日々の生活が変わっていくことによるダメージもあって、それは蓄積がものすごいんですね 」
懸念されるのは、子どもたちが当時の記憶を思い出すことで傷つく「2次被害」です。
犯罪被害にあった子どもからのメッセージ
「裁判が怖くて嫌だった」
「嘘つきだって言われるかもしれなくてまわりの人みんなが怖かった」
「ひとりぼっちだと思っていた」
「裁判が怖くて嫌だった」
「嘘つきだって言われるかもしれなくてまわりの人みんなが怖かった」
「ひとりぼっちだと思っていた」
孤独を感じる中、付添犬がそばにいるだけで、緊張がほぐれ、安心して話せる環境づくりにつながるといいます。団体はこれまで検察官への取り調べなどに付添犬を200回以上派遣してきました。
この日行われたのは子役の女性とともに事件の聞き取りに臨む訓練です。
子ども支援センター つなっぐ 清水瞳さん
「繰り返していったり、まとめたり確認する時がある間違えた時は間違えているって教えて欲しい」
「今日は何のお話をしにきてくれた?」
「繰り返していったり、まとめたり確認する時がある間違えた時は間違えているって教えて欲しい」
「今日は何のお話をしにきてくれた?」
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どんな時でも子どもに寄り添えることが大切
質問が進められるなかでも、子どもが落ち着いて言葉を紡げるよう付添犬は女性の足元でじっとしていました。長年、付添犬の育成に携わってきた三宮さんは、どんな時でも子どもに寄り添えることが大切だと言います。
日本動物病院協会 三宮裕子さん
「人が好き、お子さんが好きという、そして、どの場面でも物おじしないでいられる。小さい時からですね、人に慣れさせるとか、 お子さんに慣れさせるトレーニングは非常に重要」
「人が好き、お子さんが好きという、そして、どの場面でも物おじしないでいられる。小さい時からですね、人に慣れさせるとか、 お子さんに慣れさせるトレーニングは非常に重要」
育成には時間も費用もかかりますが、報われるときもあります。これは付添犬とともに、自らが被害にあった事件の裁判を終えた10代の女性からのメッセージです。
「わたしにはハッシュ(味方)がいるから大丈夫だと思った わたしを安心させて少し強くしてくれた」「裁判は疲れたし、できればやりたくなかったけど、やってよかったかもしれないと少しだけ思えた」
依頼件数が年々増加する中で、この活動を続けていくためにはより多くの支援が必要だと指摘します。
子ども支援センター つなっぐ 代表理事 飛田桂 弁護士
「やっぱり日本全国で子どもたちが標準的に付添犬のサポートをもらえる時代になるといいなと思っています」
「やっぱり財政面の課題はすごく大きいので、そこはどこかで、何か国のというか、助成であるとかが入るといいなって思ってますね」
「やっぱり日本全国で子どもたちが標準的に付添犬のサポートをもらえる時代になるといいなと思っています」
「やっぱり財政面の課題はすごく大きいので、そこはどこかで、何か国のというか、助成であるとかが入るといいなって思ってますね」
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