社会

ABEMA TIMES

2025年12月28日 07:00

愛子さまの「ラオスでの凛々しい姿」に宮内庁職員「涙なしでは…」 担当記者が見た訪問秘話

愛子さまの「ラオスでの凛々しい姿」に宮内庁職員「涙なしでは…」 担当記者が見た訪問秘話
広告
1

 2025年も精力的に公務に励まれた愛子さまの「初の海外公務における秘話」についてテレビ朝日社会部 宮内庁担当の吉田遥記者に聞いた。

【映像】ラオスで絶賛された愛子さまの民族衣装姿(実際の映像)

━━初の海外公務ということで愛子さまも緊張されていたのか?

「非常に緊張されていたと聞いている。関係者によると出発の前には『多分私、帰ってきたらもうしばらく布団から出られないかもしれない』などと冗談交じりにおっしゃっていたという」

━━ラオス訪問に対する周囲の“サポート体制”はどのようなものだったのか?

「出発前から帰国するまで、両陛下や宮内庁の職員たちが『フルサポート』していた。側近含めかなり手厚い体制で同行団を組んでの準備だ。幼い頃から愛子さまを見ていた職員は、出発の日、仕事の手を止めて皇居の門で愛子さまを見送ったという」

━━一人で海外公務に行くことは特別なことなのか?

「その通りだ。だから愛子さまのラオスでの凛々しいご様子を見た職員はまさに感無量という形で『涙なしでは…』などと言っていた。もちろん、両陛下も同じような気持ちだったのではないかと思う」

━━ラオスはかつて陛下も訪問されているが、アドバイスはあったのだろうか?

「陛下は、皇太子時代に大使から送られたという写真集を愛子さまに貸されたという。中には『ラオス料理を知る、つくる』という料理本もあり、私も購入してみたが、ラオス料理の歴史の深いところまで書かれており、調味料も日本ではあまり手が入らないものが掲載されている一冊だった」

━━話題になったラオスで愛子さまが着用された民族衣装について何か話は入っているか?

「民族衣装は皇后様がアドバイスをされたそうで、ラオス側も非常に喜んでいたという。そういった相手国の文化を尊重される姿勢も、陛下からのご助言もあったのではないかと思われる。特に今年は関西万博もあり、陛下は30カ国の外国からのお客様と面会されているが、その際に最後だけ愛子さまが顔を出してご挨拶をされる機会が何度かあった。そういった場を重ねて両陛下の振る舞いを間近で見られてきたのではないかと思う」

━━ラオス訪問で最も印象に残ったことは?

「晩さん会で愛子さまがおことばを述べられた場面が印象的で、両国の関係性を『果てしなく続く悠久のメコン川の流れのように』と話された。これは陛下が水の研究をライフワークにされているため、陛下からの影響やアドバイスがあったのではないかと私は推察した。愛子さまは本当に当日の朝まで何度も文章を推敲されていたという。それは本当に入念にギリギリまで準備されて完全な状態までもっていくという雅子さまの姿勢とそっくりだ。愛子さまのこの1年を見ていると、両陛下の歩みを受け継いで、若い皇族としての役割を深く考えながら一つひとつの公務に臨まれていると感じた。令和という新しい時代になって、愛子さまが受け継いで、今後どのような振る舞いをされていくのか注目していきたい」

(ABEMA/ニュース企画)

広告