社会

ABEMA TIMES

2025年12月29日 07:00

「佳子さまは愛子さまよりも赤味の増したセットアップ」「ピンクのジャケットとスカート」「琵琶湖ブルー」…“色味”で振り返る2025年・佳子さまファッションとご公務

「佳子さまは愛子さまよりも赤味の増したセットアップ」「ピンクのジャケットとスカート」「琵琶湖ブルー」…“色味”で振り返る2025年・佳子さまファッションとご公務
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 大きく注目された佳子さまの2025年のご公務とファッションについて、ファッションライターの角佑宇子氏と共に“色味”に焦点を絞って振り返った。

【映像】「色かぶり」? 並ぶ佳子さまと愛子さま(実際の様子)

 春の園遊会では「鶯色」の着物を着用された。

 この着物について角氏は「実はこれは姉の眞子さんからの“お下がり”だ。佳子さまファンの中ではお馴染みの着物で、前回はペルーの表敬訪問の際にお召しになっていた。前回は縁起物である朱赤と言われるオレンジ味がかかった赤い帯を締められていたが、園遊会では春のうららかな印象に合わせてか薄橙色の帯揚げと淡いゴールドの帯を締められて、より大人っぽい印象を受けた」とコメントした。

 秋の園遊会では「赤色」のセットアップをお召しになられていた。

 この服装について角氏は「当時は『愛子さまと赤色が重なっている』と話題になった。佳子さまは愛子さまよりも赤味の増した華やかなお色味。帽子にもついている花柄のモチーフなどにも佳子さまらしさが出ていた印象を受けた。愛子さまはつばのないトーク帽でよりフォーマルなデザインのもの。佳子さまがお召しになっていたのはボーラーという丸みのあるつばでより可愛らしい感じのものだ」と説明した。

「琵琶湖ブルー」の服装とは?

国民スポーツ大会での佳子さま

 10月に滋賀県で行われた国民スポーツ大会の閉会式では「鮮やかな青色」を着用された。

 角氏は「これは琵琶湖をイメージした琵琶湖ブルーと言われる色味。おそらく、琵琶湖の雰囲気を出すために青で統一されたところがポイントだ。佳子さまは地元の工芸品を身につけられることで有名だが、お召しになられたイヤリングも、近江瑠璃細工という草津市で栽培されている青花からとれたドライフラワーを中に詰め込んでいる配慮が行き届いたところも佳子さまらしく、青い花をモチーフとしたバレッタを着用されている」と解説した。

 さらに話題になった6月のブラジル訪問について角氏は「国によってファッションを選ばれているのでは」と推測する。

「ブラジルの国柄に対し、『カラフルで華やか、楽しげ』などというキーワードがあったのでは。そのため、佳子さまのお洋服も普段の国内のご公務より大胆な花柄モチーフや色鮮やかなワンピースを意識的に取り入れていたのでは」

ブラジルでピンクのジャケットとスカートを着用

ブラジルを訪問した佳子さま

 ブラジルのホテルに到着した際にはピンクのジャケットとスカートを着用されていた。

 角氏は「実はこちらは佳子さまが初めて海外でご公務をされた際にも着用された一着だ。前回お召しになられたのは2019年だったと思うが、何度も着回しているところも親しみやすさと言えるのでは」とコメントした。

 ブラジル中西部にある日系移民を中心に設立された学校を訪れられた時には「ミントグリーン」の一着をお召しになられていた。

 角氏は「ブラジルの国色はグリーン(と黄色)なので、淡いミントグリーンを採用されたのではないか。左手に持たれている小さなバッグはザニール・フルタドというブラジルの熱帯湿原の環境保全を支援するブランドだ。こういったところからもメッセージ性を感じられる」と説明した。

(ABEMA/ニュース企画)

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