2
クマの出没が年末年始も相次いでいます。今年はどうなるのか、専門家は「春先」に異変が起きると指摘します。
年末年始も各地でクマ出没
雪が積もった柿の木に現れた1頭のクマ。この時期でも柿の実がたっぷりと残る木から動きません。
3日前、長野県飯山市の住宅近くにある柿の木にクマが現れました。
年末年始もクマの出没が相次ぎました。
元旦に北海道厚岸町では横幅20センチのクマの足跡が確認されました。
年越しを間近に控えていた先月30日、宮城県仙台市にある営業中の宿泊施設にクマが侵入。その後も居座り続けました。
クマはおよそ5時間後、緊急銃猟により駆除されました。
市の担当者
「どうしてもこの時期餌(えさ)がない状況なので、ごみの臭いに反応して集積所に現れてしまう恐れがある」
「どうしてもこの時期餌(えさ)がない状況なので、ごみの臭いに反応して集積所に現れてしまう恐れがある」
年末にかけて仙台市では他にも。住宅街を走行するタクシーの目の前にクマが現れ、車内も緊張感に包まれました。
さらには住宅の真横を歩く丸々と太ったクマの姿も。
去年のクマによる被害は統計開始以来最悪となる13人の死者を出すなど深刻な状況が続きました。
広告
今年は春に注意?対策のカギは
秋以降に急増したクマ被害。今年はどうなるのか?専門家は「春」から注意が必要だといいます。
岩手大学 農学部 山内貴義准教授
「春にもしいつもより早く気温上昇と雪解けがやってくると、早めにクマが目覚める可能性がある。山にまだ餌が少ないことで、一時的に人里に出没する個体が増える」
「春にもしいつもより早く気温上昇と雪解けがやってくると、早めにクマが目覚める可能性がある。山にまだ餌が少ないことで、一時的に人里に出没する個体が増える」
さらに専門家は去年相次いで現れた“アーバンベア”の存在を指摘します。
「昨年、非常に多くの個体が街中まで出没した。そういった個体は人間の近くにおいしいものがあると学習してしまった個体が多い。そういう個体が冬を越して山に餌がない状態で目覚めると、考えられないくらい、街中に、春先に出てくる可能性がある」
今年は例年以上に、草刈りなどで人とクマの境界を明確にする必要があるといいます。
広告





