実家に放火した疑いで逮捕された48歳の娘。両親との間に何があったのでしょうか。
実家に放火疑い 娘逮捕
5日に逮捕され、6日に送検された佐々木美和容疑者(48)。容疑は「放火」です。
火事があったのは、三が日が明けたばかりの4日。午後9時半すぎ、消防に通報が入りました。
「屋外でカセットコンロのガス缶が燃えている」
宮城県石巻市にある木造2階建ての住宅が、激しい炎に包まれました。鎮火までに、およそ4時間を要し、住宅は全焼。
ここに住んでいたのが佐々木陞さん(85)と恵子さん(80)の夫婦。佐々木美和容疑者の両親です。
この火事で、母親の恵子さんが死亡し、父親の陞さんとみられる遺体が見つかっています。
「(父親は)親切だった。我々も飲んだり食ったりした。いい人たちだった」
「びっくり。(父親は)ゴルフをやっていて元気な人でした。見識ばった人じゃなくて気さくな人」
死因は一酸化炭素中毒 両親と何が
6日、新たに分かったことがあります。
その後の警察への取材で、遺体で見つかった2人の死因は、煙を吸ったことによる急性一酸化炭素中毒であることが分かりました。
火事があった当時の状況も明らかになってきました。
警察によると、住宅の1階の居間で恵子さん、2階の寝室で陞さんとみられる遺体が見つかったといいます。家の中に争った形跡はありませんでした。死亡した2人に目立った外傷はなく、死因はいずれも急性一酸化炭素中毒だったということです。
娘の佐々木容疑者が火を放ったのでしょうか?
全焼した両親が住む住宅は、石巻市中心部から車で西に、およそ30分の場所にあります。佐々木容疑者は同居しておらず、徒歩1分、30メートルほど離れた場所に住んでいました。
当時、通報を受けた警察が現場に行ったところ、近くに佐々木容疑者がいたため話を聞いたといい、その中で犯行を認めたことから現行犯逮捕したということです。
「火はつけたが、家を燃やすつもりはなかった」
佐々木容疑者は一部、容疑を否認していますが、ではどのように火をつけたのでしょうか?
火災翌日の朝の現場の様子。屋根が焼け落ち、骨組みだけになっているほか、窓のガラスもなくなっています。一方で、白い外壁に燃えたような跡は見られず、周囲の住宅に延焼もしませんでした。
警察は、現場の建物の形が保たれていることから「油を広範囲にまいた」などの可能性は低いとみています。
家族に一体、何が…?
父親の陞さんが勤める会社の従業員によると、佐々木容疑者には姉がいるといいますが、両親も含めて家族間のトラブルなどは聞いたことがないそうです。
「娘さんたちはいい人たち、みんな」
「(Q.家族の仲は良さそうだった?)我々から見たら、しょっちゅう(家に)来ていたから、良かったのではないか」







