成人の日を含むこの3連休、荒れた天気に翻弄されそうです。10日は全国的に風が強まっていて、山梨県で起きた山火事は鎮火のめどが立っていません。そしてあすからは強風に加え、今季最強の寒波が襲来。日本海側を中心に、大雪への厳重な警戒が必要です。(1月10日サタデーステーションOA)
山梨の山火事 鎮火のメド立たず
山梨県上野原市で発生した山火事から10日で3日目。
「午後6時過ぎです。昼間は見えなかった山火事の炎が夜になりはっきりと確認できるようになりました」
その1時間後には…
「午後7時過ぎです。先ほど山火事を確認した場所から少し右側に新しい炎が見えます」
炎は山の上の方まで広がりました。10日時点で焼けた面積は16.75ヘクタールで9日から増えた範囲は、0.75ヘクタールでした。消防本部によると延焼は拡大傾向が続いていると言います。
この山火事の出火場所は、中央道談合坂サービスエリアの西側。扇山付近とされています。扇山は、山頂から富士山を眺められる人気のスポットです。その登山道の中腹であるこの辺りが火元と見られることが今日新たにわかりました。
「ぐっすり 眠れないですよ。一晩中起きているような感じ」
10日の朝6時に撮られた写真には、出火場所付近のふもとにある畑に火が迫る様子が。消防や自衛隊のヘリは、何度も火が上がった付近に放水したそうで午前11時には収まったと言いますが、1時間後。また煙が。
「結局ヘリが来なくなるともうすぐ煙上がるな」
放水から時間が経つと、また煙が出る。こうしたことを繰り返していたそうです。
「今ヘリコプターで水を汲み上げています」
消防本部によると、鎮火のメドは立っていません。
「午前中現場でだいぶ風が弱まったと認識していますが、お昼を境に午後に関しては風が出た関係でその部分は拡大に至っています」
延焼は「拡大傾向」避難指示も
上野原市は、大目地区の一部地域、143人に避難指示を出しています。
「私はなるべく最後までお寺の住職として残っていないとまずいよなと思っているので最後の最後までいる予定ではいますけれど」
約400年前に建立されたという、宝勝寺。出火場所付近のふもとにあります。9日、妻や子どもを避難所に避難させました。車に積んだものは、布団やランドセル。そして…。
「お寺なので過去帳とか本尊さんとか持っていかないといけないと思いまして。江戸時代からあるのでそれはしっかりと燃やさないようにしないとと思っている」
20代目の富田さんまで代々受け継がれてきた掛け軸なども安全な場所に持っていきました。この先一週間も晴れの天気が続くとみられ、まとまった雨が降ることはない見通しです。ただ、消防本部によると住宅まで延焼する危険性は低いと言います。
この3連休“災害級の大雪”も警戒
10日、発達しながら列島に近づいた低気圧。11日には今季最強寒波になる予報で、東北や北陸ではJPCZが形成される可能性も高く、11日夕方からの予想降雪量は東北地方で100cm。北陸地方で70cm。関東甲信地方で50cmなどとなっています。福岡にあるホームセンターでは、急遽、寒波対策コーナーを設置。凍結防止カバーや断熱シートなどを多くの客が手に取っていました。
「寒くなる前に家から出られないと困るので、早めに(防寒用品を)買いに来ました」
交通への影響も出始めています。
「一部の電車が強風が見込まれるため運休しており、掲示板前にはたくさんの人が集まっています」
10日、最大瞬間風速30mを超えた北陸。石川では強風の影響で一部在来線が11日終日まで運休に。11日は全国的に計画運休や予防的通行止めも予定され、注意が必要です。懸念されるのが二十歳のつどいへの影響です。金沢市にある振袖専門店では。
「風が強いけど、とりあえず髪が崩れないようにスプレーで固めて耐えるしかない。頑張って」
土本さんは多くの人の前で市民憲章を読み上げることもあり、入念に暴風対策。無事に大役を果たしました。
「そばで支えてくれたお母さんに「ありがとう」ともう一回感謝を伝えたいと思いました」
しかし、記念撮影をしようとすると…
「風が強いです。風が強くて髪が崩れやすい」
「(明日は)雪が降ってもいいように四輪駆動車を使うことに決めました。看板は当日の状況を見て工夫をしなければいけないと思っています」