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富士山の冬期閉鎖中に遭難事故が相次いで発生しています。静岡県の富士宮市長は救助費用の有料化を訴え、怒りの声を上げています。
冬期閉鎖の富士山で遭難相次ぐ
大みそかの富士山御殿場ルートの映像です。強風に行く手を阻まれ、ひざまずいて動けないのは、静岡県警の山岳遭難救助隊です。命を懸けた救助の様子をSNSに投稿。
この日は滑落した神奈川県の男性(38)を救助。男性は幸い軽いけがで済んだということです。
そもそも富士山は今、閉山期間です。静岡側で9月11日から翌年7月9日まで、山梨側で9月11日から翌年6月30日まで入れません。
登山口のある富士宮市の須藤秀忠市長は新年初の定例会見でこのように話しました。
「閉山期間中の登山を制限するための仕組みづくりや、ルールを守らない者への厳正な対応について検討していただくようお願いする」
富士山では閉山中の事故が後を絶ちません。去年末の12月29日には兵庫県の男性(44)が滑落し、死亡しました。
閉山中の事故といえば2019年には、富士登山をライブ配信していた男性が滑落。捜索をして2日後、遺体が発見されました。
去年4月には中国人大学生が、4日間で2度にわたり救助を要請する事態を引き起こしていました。
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救助有料化へ怒りの訴え
市長は去年、閉山期間中の登山者への対策と厳罰化を求めました。
「(救助の)費用たるや莫大(ばくだい)なものになるわけですよ。遭難者負担にすべきじゃないかと思っている。要するに自己責任だと」
富士山の登山道は法律で閉山中は通行禁止となっていて、違反した場合は6カ月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金に処される可能性があります。
「誠に遺憾であるし、厳しくもう一度、徹底していかないといけない」
ただし登山道は県道に指定されていることから去年、救助の有料化などを県に要望しましたが具体的な返答はないままだといいます。
(「グッド!モーニング」2026年1月11日放送分より)
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