将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、23)に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル ALSOK杯第75期王将戦七番勝負」が1月11日、静岡県掛川市の「掛川城 二の丸茶室」で第1局1日目の対局を行い、永瀬九段が69手目を封じて指し掛けとした。あす1月12日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。
防衛5連覇を目指す藤井王将に、タイトル奪取を狙う永瀬九段が激突する注目のシリーズが開幕。「掛川城 二の丸茶室」を舞台に争われている本局は、振り駒で永瀬九段の先手番となった。
開幕局の戦型は両者得意の角換わりとなり、1日目から大激戦へと発展。濃密な序中盤を経て先手が一方的に攻める展開となったものの、藤井王将も合間を縫って反撃を繰り出している。
午後6時、立会人の神谷広志八段(64)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の永瀬九段は少考の後に「封じます」と発声し、指し掛けとした。封じ手の考慮時間は17分。
解説を務めた高橋佑二郎四段(26)は、「やや先手良しだが、局面が非常に複雑。先手の勝ち筋も多くはなく正解手が1つか2つしかないような局面が続くので、実質的には互角の進行」と印象を語っていた。
それでも2日目には、再開からすぐに詰む詰まないの変化となることも見込まれており、一手たりとも目が離せない展開となりそうだ。シリーズのゆくえを占うシリーズ初戦を制するのはどちらか。第1局はあす12日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再会される。持ち時間は各8時間の2日制。
【封じ手時点での残り持ち時間】
▲永瀬拓矢九段 4時間3分(消費3時間57分) △藤井聡太王将 4時間42分(消費3時間18分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)