熊本県阿蘇市のレジャー施設を離陸した遊覧飛行ヘリが行方不明となり阿蘇中岳周辺で捜索が行われています。これまでの情報をまとめています。
事故調査官が調査を開始
熊本県の阿蘇山の中岳火口で起きたヘリの事故を受け、国の事故調査官が調査を開始しました。
「火口での事故というのは私としては初めてと理解している。調査については非常に難航することは予測できる」
20日、阿蘇市の観光施設を離陸した遊覧飛行ヘリの行方が分からなくなり、阿蘇中岳第一火口で大破した機体が見つかったもので、台湾から来たとみられる36歳の女性、41歳の男性と64歳の男性パイロットが乗っていて、安否は分かっていません。
国交省は機体の損傷状況から航空事故と認定していて、事故調査官が機体の状態や当時の気象状況、運航体制などの調査を進めます。
21日 火山ガスで捜索難航
濃霧や火山ガスの影響で捜索は難航しています。
20日、阿蘇市の観光施設を離陸した遊覧飛行ヘリの行方が分からなくなり、その後、阿蘇中岳の火口付近で大破した機体が見つかりました。
21日朝は濃霧や火山ガスの影響ですぐに捜索を始めることができず、午後に霧が晴れてから警察などが火口の周りから機体の状況を確認しました。
乗客のスマートフォンの自動衝撃通報機能で通報があった場所と大破した機体の位置を見て墜落したヘリかどうかの特定も進めています。ヘリに乗っていたパイロットら3人の安否は分かっていません。
遊覧ヘリの運航を当面の間 中止に
警察などによりますと、20日午前11時ごろ、阿蘇市のレジャー施設を離陸した遊覧ヘリが緊急信号を出した後、行方が分からなくなりました。
午後4時すぎ、県警のヘリが阿蘇中岳の火口付近で特徴の似た機体を見つけたということです。
このヘリには台湾から来たとみられる観光客の男女2人と60代の男性パイロットの3人が乗っていましたが、安否は分かっていません。
この施設の遊覧ヘリを巡ってはおととし5月、乗客乗員の3人が重傷を負う事故が起きていて、国の運輸安全委員会が調査を続けています。施設は遊覧ヘリの運航を当面の間、中止にしています。
午後4時10分ごろ 行方不明のヘリと似た機体を発見
20日午後4時10分ごろ、阿蘇中岳の火口付近で行方不明となっている遊覧飛行ヘリと特徴の似た機体を、県警のヘリが見つけました。
遊覧飛行ヘリには台湾から来たとみられる観光客の男女2人と60代の男性パイロットの3人が乗っていましたが、安否などは分かっていません。
台湾からの観光客男女2人と60代の男性パイロットが搭乗
警察や消防によりますと行方が分からなくなっているのは阿蘇市のレジャー施設「カドリードミニオン」を離陸した遊覧飛行ヘリです。
台湾から来たとみられる観光客の男女2人と60代の男性パイロットの3人が乗っていました。
午前11時ごろに客のスマートフォンの自動衝撃通報から強い衝撃を感知したと消防に通報があり確認したところ、遊覧飛行ヘリに乗っていることが分かったということです。
運行会社の代理店はジェットヘリサービスによりますと阿蘇の米塚や草千里、中岳火口などの上空を飛ぶ10分間ほどのコースを飛行していたヘリで、当時ヘリからも緊急信号が出ていたということです。
警察や消防が中岳周辺で捜索を続けていますが現在も行方は分かっていません。
現地は曇り空 強風注意報などなし
きょう20日の阿蘇市は高気圧に覆われて午前中はよく晴れていましたが、昼頃からは上空の寒気の影響で曇り空となっていました。
強い風は観測されておらず、午後2時までの最大瞬間風速は阿蘇乙姫で9.0メートルとなっています。
また、午後2時現在、阿蘇市に強風注意報は発表されていません。



