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今季最強の寒波が日本海側を襲う一方で、関東では異常事態となっている場所がありました。
「カラカラ 異常」
本来見えないはずの車に、封鎖されたトンネルまで。ここは、神奈川県北部にある津久井湖です。四季折々の表情を見せる湖で、この時期も多くの釣り客が訪れる観光スポットですが、水は干上がり、湖底がむき出しになっています。
湖岸は、まるで島のように陸地があらわとなり、通常湖で隠れる橋脚も、外側が見えそうなほどむき出しになっています。
釣りに来た人
「10年くらい通っているが、ここまで水位が下がっているのは初めて。魚の場所も分からない」
「10年くらい通っているが、ここまで水位が下がっているのは初めて。魚の場所も分からない」
休業を余儀なくされた店も。
沼本ボート 井草操さん
「これがうちの船。ここで船を出している。普段は。カラカラ。異常ですよ」
「これがうちの船。ここで船を出している。普段は。カラカラ。異常ですよ」
およそ60年経営するレンタルボート店。船着き場には水がなく、ボートが何台も放置されていました。
「(Q.普段はどの辺りまで水が?)桟橋から船が出る程度」
「さみしいよね、船はひっくり返っているし、誰もいない」
「(休業は)1カ月以上。12月の初めからだから」
「(Q.収入は…?)もう“プッツン”。自然だから仕方ない。もう諦めですよね」
「さみしいよね、船はひっくり返っているし、誰もいない」
「(休業は)1カ月以上。12月の初めからだから」
「(Q.収入は…?)もう“プッツン”。自然だから仕方ない。もう諦めですよね」
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今後の天候は…?
これほど水が減った原因は何なのでしょうか?
相模川水系ダム管理事務所
筒井健介部長
「昨年、雨が年間を通して非常に少ない状況だった。特に10月以降の雨が少なくて、平年の50%ぐらい。雨の量が少なく湖の水が少なくなっている状況」
筒井健介部長
「昨年、雨が年間を通して非常に少ない状況だった。特に10月以降の雨が少なくて、平年の50%ぐらい。雨の量が少なく湖の水が少なくなっている状況」
過去10年の平均降水量はおよそ35ミリですが、今月は0.2ミリと雨不足となっています。津久井湖にある城山ダムの貯水率は2割ほどしかありません。
「現時点では県民生活に影響はない。約30年前に水が非常に少なくなり渇水対策をした」
1996年は記録的な雨不足となり、津久井湖は渇水。神奈川県は給水制限に踏み切り、一部地域で断水も発生しました。
今後の天候はどうなるのか。気象予報士の今村涼子さんは…。
「今後も関東はしばらくまとまった雨は降らない予想。1月、2月はもともと雨が降りにくい傾向がある中、長期予報もより降水量が少ない。水位もしばらく低い」
「例年3月になると、関東に周期的に低気圧が近づいてきて雨が降りやすくなります。津久井湖は春の雪解け水がもともと流れ込まない湖ですので、その春の雨にかかっている。今年はいつも以上に春の恵みの雨に期待」
「例年3月になると、関東に周期的に低気圧が近づいてきて雨が降りやすくなります。津久井湖は春の雪解け水がもともと流れ込まない湖ですので、その春の雨にかかっている。今年はいつも以上に春の恵みの雨に期待」
(2026年1月20日放送分より)
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