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安倍元総理銃撃事件の裁判員裁判で、山上徹也被告(45)に求刑通り無期懲役の判決が言い渡されました。
裁判長「短絡的で自己中心的」
奈良地裁の法廷に現れた山上被告。手に持つ資料は小刻みに震えていました。
田中伸一裁判長
「主文、被告人を無期懲役に処する。銃器を用いて被害者の隙を狙い、背後から被害者を襲撃するなどした犯行は卑劣であって、極めて悪質というべきである」
「主文、被告人を無期懲役に処する。銃器を用いて被害者の隙を狙い、背後から被害者を襲撃するなどした犯行は卑劣であって、極めて悪質というべきである」
山上被告は判決に特段の変化も見せず、裁判長に一礼しました。
山上被告は殺人罪については認めていて、被告の「宗教2世」としての生い立ちをどの程度、量刑に考慮するかなどが争点となっていました。
弁護側は、母親の高額な献金など旧統一教会への信仰が事件につながったと主張していて、懲役20年以下の判決を求めていました。
田中裁判長
「不遇であったことは否定しないが、被告はすでに40代の自立した生活を送る社会人で、人を殺してはならないことを十分に理解していた。旧統一教会への襲撃の見通しが立たないことから、これ以上待てないという自身の都合を優先し、短絡的で自己中心的な意思決定で、生い立ちが大きな影響を与えたとはいえない」
「不遇であったことは否定しないが、被告はすでに40代の自立した生活を送る社会人で、人を殺してはならないことを十分に理解していた。旧統一教会への襲撃の見通しが立たないことから、これ以上待てないという自身の都合を優先し、短絡的で自己中心的な意思決定で、生い立ちが大きな影響を与えたとはいえない」
安倍元総理の妻・昭恵さん
「長かった日々に、一つの区切りがついたと感じています。被告人は自分のしたことをきちんと正面から見つめ、私のかけがえのない家族である夫の命を奪い去った罪を償っていただきたいと思います」
「長かった日々に、一つの区切りがついたと感じています。被告人は自分のしたことをきちんと正面から見つめ、私のかけがえのない家族である夫の命を奪い去った罪を償っていただきたいと思います」
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裁判員「妥協できない人」
去年10月から始まり、16回にわたり開かれた裁判。審理に参加した裁判員が会見で被告の印象を語りました。
裁判員
「真っすぐしか見られない人なんだと思う。妥協もできない人で、止まることができなかったのかなと感じた」
「真っすぐしか見られない人なんだと思う。妥協もできない人で、止まることができなかったのかなと感じた」
裁判員
「宗教2世として、不遇な幼少期・青年期を送っている。その部分については強く思う。そういった境遇がなければ、持ち前の頭の良さなどで大成されていた方なのかなとも思う」
「宗教2世として、不遇な幼少期・青年期を送っている。その部分については強く思う。そういった境遇がなければ、持ち前の頭の良さなどで大成されていた方なのかなとも思う」
弁護側は被告人と協議し、控訴するかどうかを判断するということです。
(2026年1月22日放送分より)
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