今シーズン最強・最長の寒波が日本列島に居座っています。日本海側を中心に記録的な雪になり、福井県敦賀市の国道8号では未明まで数百台の車が一時立ち往生しました。
福井県…6時間で32cm降雪観測
一面真っ白な道路で、繰り返される除雪作業。終わりが見えません。
「除雪している時に契約している路線が全部終わったころには、初めにやった路線が積もっている状態。また最初に戻ってグルグル回っている」
気象庁は22日午後9時すぎ、福井県に「顕著な大雪に関する情報」を発表。わずか6時間で32センチの降雪を観測しました。
福井県と滋賀県の県境を走る国道8号の映像です。22日午後4時ごろ、強く雪が降り続く中でも、大型トラックや乗用車がスムーズに走っています。
しかし、暗くなるにつれ、車は徐行運転に…。午後7時、国土交通省近畿整備局は除雪をするため、福井県越前市から滋賀県長浜市までの一部区間を通行止めにしました。
ところがこの3時間後、通行止め区間内で新たな事態が…。
「敦賀市内の国道8号、2カ所においてスタック車両が発生し、2車線をふさぎ、停滞状態となっています」
写真を見てみると、多くの大型トラックや乗用車が動けなくなっているのが確認できます。道路脇には抜け道もなく、Uターンすることもできなさそうです。
朝日新聞によると、4キロ以上にわたって数百台が立往生したということです。
22日午後11時すぎ、救助用の車が到着。スタックした車両の撤去作業を始めます。
立往生している車両の運転手には、支援物資が配られました。
そして23日午前2時45分。
「障害となっていた車両を移動できました。現在積もった雪の除雪作業を行っています」
およそ5時間にわたった立ち往生は解消されました。
年金5万円「電気代払えない」
首都圏の平地でも気温は急降下。1800世帯4500人が暮らす練馬区の光が丘団地では、団地に住む高齢者の様子を確認するため、見回りが行われていました。
「いつもここに座っているから、足元に1つ(ヒーターを)置いている」
部屋の中にあるのは足元を暖めるヒーター。小さなヒーターで部屋の温度は20℃に。電気代がかかるエアコンを使わずに、寒さ対策をしています。
特に、寒さを感じるのが鉄製の玄関扉から来る冷気です。
サーモカメラで見てみると、扉全体が9℃から10℃くらいの温度になっていて、室内とはおよそ10℃の差があります。
ポストから入り込む隙間風を、ポリ袋とガムテープで防ぐ対策をしていました。
「やっぱり電気代高いもの。エアコンを8時間使ったら1カ月8000円超えるからね。この団地の年金の平均収入は、月4万円から5万円。(保険料なども払うと)8000円の電気代は払えないですよ」
(2026年1月23日放送分より)





