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東京・上野動物園のパンダ、シャオシャオとレイレイが27日、中国へと返還されるため日本を出国しました。これで日本国内にいるパンダは54年ぶりにゼロとなります。
上野動物園の前には27日、大勢のファンが集まっていました。
恩賜上野動物園 福田豊園長
「感謝の気持ち、それから期待、いなくなることへの寂しさなど様々な気持ちが交錯しているが、今日の上野の青空のように晴れやかな気持ちで送り出したい」
「感謝の気持ち、それから期待、いなくなることへの寂しさなど様々な気持ちが交錯しているが、今日の上野の青空のように晴れやかな気持ちで送り出したい」
若干興奮気味だったという2頭。これで約54年ぶりに日本からジャイアントパンダがいなくなります。
恩賜上野動物園 福田豊園長
「我々としては、まだやり残した仕事もあるし、今後も進めていければ(飼育の)機会が得られればやりたい」
「我々としては、まだやり残した仕事もあるし、今後も進めていければ(飼育の)機会が得られればやりたい」
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始まりは1972年。日中国交正常化を記念し、中国から送られた2頭のパンダはカンカン、ランランと名付けられました。たちまちパンダブームが到来。その人気から時の選挙戦にも駆り出されるほどでした。
その後、リーリーとシンシンが来日します。その2頭から産まれたのが、上野動物園で初の双子パンダ。約19万通の一般公募の中から、オスにシャオシャオ、メスはレイレイと名付けられ、人気を博しました。
リーリーとシンシンの間に生まれたパンダたち。ただ、貸与期間が決まっている家族は、まず姉のシャンシャンが3年前に、両親はその翌年、中国へと返還されました。
女性
「どこに行っても幸せと健康を祈っているので、中国でも『がんばってね』と伝えたいです」
「どこに行っても幸せと健康を祈っているので、中国でも『がんばってね』と伝えたいです」
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上野動物園のお見送り。ファンはさらに成田空港へも向かいました。
ファン歴8年 野口久美さん
「前回リーリーとシンシンの時は昼間だったので、飛び立って雲の中に入るところまで見届けられたので。無事に飛び立ってくれるのが一番」
「前回リーリーとシンシンの時は昼間だったので、飛び立って雲の中に入るところまで見届けられたので。無事に飛び立ってくれるのが一番」
そして午後8時、2頭を乗せた飛行機が飛び立ちました。
ファン歴8年 野口久美さん
「会いたいです。またできるだけ早く会いに行きたい」
「会いたいです。またできるだけ早く会いに行きたい」
向かうのは、中国四川省にある保護研究センター。ここには母のシンシンと、姉のシャンシャンが暮らしています。ここにも、すでに日本人ファンの姿が。
女性
「普段だったら上野で見送るんですけど、こっちでお迎えするのもいいかなと、この日程にしました」
「普段だったら上野で見送るんですけど、こっちでお迎えするのもいいかなと、この日程にしました」
施設周辺の看板にはすでにシャオシャオとレイレイのイラストが。しかし、中国のパンダファンの心境も複雑です。
中国のパンダファン
「故郷の中国に戻ることはパンダにとっても幸せなことですが、日本人ファンの心のよりどころにもなっています。民間交流は経済面の発展につながるので、昨今の緊張関係が早く終わってほしい」
「故郷の中国に戻ることはパンダにとっても幸せなことですが、日本人ファンの心のよりどころにもなっています。民間交流は経済面の発展につながるので、昨今の緊張関係が早く終わってほしい」
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