潜伏先の奄美大島で逮捕されたスカウトグループ「ナチュラル」の会長の男が27日、東京に移送されました。このナチュラルは最も恐れられるスカウトグループとされ、1年間逃げ続けた男の南の島での逮捕の裏には警視庁の執念の捜査がありました。
奄美でホテル45日分を予約
東京からおよそ1200キロ離れた、鹿児島県の奄美大島に潜伏していた小畑寛昭容疑者。およそ1年にわたる逃亡生活の一端が見えてきました。
警視庁が公開手配に踏み切ってから、わずか5日後の逮捕でした。
小畑容疑者は、公開手配の画像とは、ずいぶん様子が変わっていたといいます。髪の毛は3センチほど伸びて、ひげをたくわえていました。さらに、度が入っていない眼鏡をかけて、変装していたということです。
それだけ風貌に手を加えていても、公開手配後、30件以上の情報が寄せられていました。その中には。
「奄美のほうで似ている人物がいる」
警視庁は、情報提供を受けた、その日のうちに、捜査員10人ほどを派遣しました。
奄美大島では、ホテル暮らしを続けていたとみられる小畑容疑者。先月21日から来月3日まで、45日分を予約し、その期間の宿泊料金はすべて支払い済みでした。
警察を警戒してか、同じ部屋に居続けないよう、ホテルの中で部屋を変えていたといいます。
「見たこともない顔が歩いていると、目立ちますね。奄美、狭いので。多分ホテルにずっと潜伏していたんじゃないか」
身柄を確保されるまで小畑容疑者は、都内近郊や西日本の各地を転々と逃げ回っていた一方、お金には不自由のない生活を送っていたとみられます。
警察が小畑容疑者の足取りを追う中、注目したのが、趣味の“サーフィン”です。
捜査本部によると、情報提供を受けた際も、奄美大島がサーフィンスポットだったことから、「小畑は奄美大島にいる」と確信を強め、現地に捜査員を投入したといいます。
容疑者の人物像について
一時1500人のスカウトマンが所属していた国内最大規模の違法スカウトグループ「ナチュラル」。年間で45億円に上る紹介料を受け取っていたとされています。
そのトップに君臨していた小畑容疑者の人物像について、元警視庁警視の櫻井裕一氏はこう話します。
(2026年1月28日放送分より)






