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栃木県内のJAに勤務する50代の女性職員がコメの売買に関するデータを改ざんしていたことが分かりました。実の父親であるコメ農家が不当に利益を得ていました。
利用料金の踏み倒し
JAはが野 渡辺栄代表理事組合長
「今回の事案に対して大変申し訳なく思っております。おわびを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」
「今回の事案に対して大変申し訳なく思っております。おわびを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」
真岡市や益子町など5つの市と町を管轄する「JAはが野」。
50代の女性職員が行っていたのは、実の父親が持ってきたコメのデータの改ざんでした。
JAはが野 金田寿夫常務理事
「(生産者から)荷受けをした時点では複数名でデータを確認するが、その後、その職員がデータを改ざんしてしまった。(データは)不測の事態に備えて修正ができるようになっている。それを悪用された」
「(生産者から)荷受けをした時点では複数名でデータを確認するが、その後、その職員がデータを改ざんしてしまった。(データは)不測の事態に備えて修正ができるようになっている。それを悪用された」
書き換えられたデータの1つは、コメを乾燥させるJAの施設を「使っていなかった」と見せかけた利用料金の“踏み倒し”です。
金田常務理事
「稲刈りをした段階のコメは水分が高い状態にある。その後、乾燥する工程があるんですけれども乾燥機をお持ちでない農家は水分の高い状態で施設へ持ち込むことになる」
「稲刈りをした段階のコメは水分が高い状態にある。その後、乾燥する工程があるんですけれども乾燥機をお持ちでない農家は水分の高い状態で施設へ持ち込むことになる」
通常コメは乾燥すると重さが減ります。
問題の女性職員は、父親が持ち込んだコメを「乾燥済み」だったことにして、乾燥代の支払いを免れるようにしていました。
さらに持ち込んだコメの重さも結果的に水増しされるため、父親が売った額も必然的に多くなっていました。
金田常務理事
「水分のデータを改ざんすることにより出来上がりの製品割合に影響が出る。結果として本来の重量より多くなったため過剰な販売代金を支払うことになりました」
「水分のデータを改ざんすることにより出来上がりの製品割合に影響が出る。結果として本来の重量より多くなったため過剰な販売代金を支払うことになりました」
JA側は29日と30日、地元農家への説明会を開き、騒動を謝罪しました。
この父親が多く報酬を受け取っていた分、他の農家の受け取り分が減り、192万円の支払い不足が起きているのです。
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刑事告発も視野に厳正に対応
また管轄内を調査すると別の施設でも同様の手口が確認され、被害は全体で287万円になったといいます。
JAはが野管内のコメ農家は憤りを隠せません。
農家
「乾燥して調整して、袋入れて全部入れて出荷してくれるのがライスセンター。適当にやられたらどうしようもない、最低だな」
「乾燥して調整して、袋入れて全部入れて出荷してくれるのがライスセンター。適当にやられたらどうしようもない、最低だな」
不祥事を起こした女性職員は、JAの聞き取りに対しこう答えました。
「自分の安易な行為が多くの人に迷惑をかけた。申し訳ないと反省している」
JAはが野は刑事告発も視野にいれつつ、厳正に対応していくとしています。
渡辺代表理事組合長
「二度と再発されないような対策を取って役職員一丸となって今後の活動をしていきたいと思っております」
「二度と再発されないような対策を取って役職員一丸となって今後の活動をしていきたいと思っております」
(2026年1月31日放送分より)
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