社会

サタデーステーション

2026年2月1日 00:32

寒波再来 “道路”から見えた深刻な影響 各地で“無謀スキー”遭難も相次ぐ

寒波再来 “道路”から見えた深刻な影響 各地で“無謀スキー”遭難も相次ぐ
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長引く寒波がもたらす大雪に慣れているはずの地域からも悲鳴が。そうした中、いま全国のスキー場で相次いでいるのが、“無謀なスキーヤー”の遭難事故です。何が起きているのでしょうか。(1月31日サタデーステーションOA)

警報級の大雪続く…青森では「災害救助法」適用

寒波が続き、今日も日本海側には発達した雪雲がかかり続けました。深刻な影響が出ているのは青森県です。

報告・小山颯ディレクター(31日青森市)
「午後6時前の青森駅前です。雪と風がだんだんと強くなってきました。道路標識には雪が吹き付けられていて見えづらくなっています」

20日以降、断続的に降り積もった雪は31日、平年の約2.5倍の164センチに。青森市などでは、災害救助法が適用され除雪の費用などが支援されることになりました。どれほど深刻なのか?道路からその実態が見えてきました。

寒波の影響深刻化 道路からみえた実態

小山颯ディレクター(31日青森市)
「普通に走っているだけなんですけど、けっこう揺れます」

そして、その先には…1台の車。

小山颯ディレクター(31日青森市)
「スタックでしょうか。道の真ん中で車が1台止まっています」

道路脇にできた雪の壁は、信号機に迫るほど。私たちは、市営バスの職員が運行に支障がないか確認に行くというので、同行させてもらいました。

青森市営バス 管理課 渡邉治 主幹
「ちょっとした路肩の雪が踏み固まってその部分が斜めになってしまって、それに乗り上げると滑っていく」

30日は、駅や病院などへ向かう路線は迂回運航となっていました。31日は…

青森市営バス 管理課 渡邉治 主幹
「ちょっと狭いですけどね。今のところは運行可能じゃないかなと思っています」

除雪が行き届き、横滑りしそうな部分がなくなっていました。

青森市営バス 管理課 渡邉治 主幹
「譲り合いながら運行していって事故のないように運行できればなと思っています」

一方、課題もあります。

青森市民
「除雪してくれればね、こんなことにならないんだけど」

スタックする車。それぞれの家でも除雪が追いついていませんでした。

幸畑団地地区まちづくり協議会 張山英和事務局長
「屋根と庭の雪が繋がっていますね」

この地域を見守る張山さんは、高齢者の家の雪かきを手伝いにやってきました。灯油タンクのフタを開けられるように除雪しました。女性は、道路事情が悪いため家からほとんど出られていないと言い、冷凍庫の食材を気にしながら過ごす毎日だそうです。

青森市民
「生もの食べたくなるんですよ。青森にいるのに生ものが食べられないっていう。地吹雪が続いたときに(買い物に)行けないから食材を少しずつ食べるようにしました」
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“無謀なコース外滑走”遭難多発

スキー場で今問題となっているのが、コース外の滑走によって遭難するケースです。31日も長野県白馬村のスキー場では、木々をすり抜けて滑っていく人たちの姿が。パトロール隊が目を光らせていました。

八方尾根スキーパトロール隊(31日長野・白馬村)
「下りてもらうようにお願いしているところですどうぞ」

こちらのスキー場では、ロープを張ってコース外に侵入しないよう対策。さらに、そのロープにたるみがないか、定期的に見回りをして確認しています。それでも…

八方尾根スキーパトロール 矢島優己隊長(30日長野・白馬村)
「Guys!コースに戻って!」

コースの外にはどんな危険が潜んでいるのでしょうか。

長野県警
「ここにいる?もう出てる?」

コース外を滑走していた所、雪崩に巻き込まれ、全身埋まってしまい長野県警に救助された事案も。長野県警によると、こうした救助案件が今月に入り29日時点で9件発生。12人が遭難し、うち11人が外国籍だそうです。31日、長野県はコース外滑走について外国人スキー客に注意喚起をしました。

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