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近年不作が続き、貴重となっているノリをカモに食べられる被害が相次ぎ、生産者は対応に追われています。
年間損失5000万円以上
愛知県常滑市の鬼崎漁港。中部国際空港の北側に位置する、県内有数のノリの産地です。
ここで作られている「鬼崎のり」は、豊かな香りととろけるような口溶けが特徴で、多くの人に親しまれています。
全国的にノリの不作が問題となるなか、この地域では海の栄養状態が良く、好調な成育が続いていましたが…。
鬼崎漁業協同組合 竹内教浩さん
「あれが(ノリを)食べるカモで、夕方になると飛んできて泳ぎながらむしゃむしゃとノリを食べていく。あそこにもいるが、群れで来るので」
「あれが(ノリを)食べるカモで、夕方になると飛んできて泳ぎながらむしゃむしゃとノリを食べていく。あそこにもいるが、群れで来るので」
ノリを狙っているのは、空からやってくるカモです。
漁場を上空から撮影した映像を見ると、カモに食べられた部分がぽっかりと空いているのが分かります。しかも、カモは特に品質が良いノリになる柔らかい部分を好んで食べるといいます。
「生産量の減少もそうだが、高品質のもののほうが高いので。高いノリを食べられると、生産力と売り上げも減ってしまう」
原因は分かっていませんが、被害はここ数年で急激に深刻化。年間で5000万円以上の損失が出ているといいます。
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ドローンで対抗
そんな大切なノリを守る救世主として期待されているのがドローン。民間企業の力を借り、ドローンを使った撃退方法を模索しています。
ドローン開発
ウミト・プラス 代表取締役
納谷沙織さん
「ノリを食べにくるカモは、夜間に食事をとるカモ類で。夜間は漁師が見回りをしたり、カモを追い払ったりするのは広い漁場なので、限界があるかと思う。そこをドローンで巡回しながら追い払っていく」
ウミト・プラス 代表取締役
納谷沙織さん
「ノリを食べにくるカモは、夜間に食事をとるカモ類で。夜間は漁師が見回りをしたり、カモを追い払ったりするのは広い漁場なので、限界があるかと思う。そこをドローンで巡回しながら追い払っていく」
ドローンが強烈な光を放ち、カモを威嚇。点滅のパターンを変えながら驚かせて追い払います。実証実験では、ドローンが近づいた瞬間、慌てて逃げていくカモの姿が見られ、効果は確認できました。
「カモの追い払いに関しては、現段階では効果があると考えている。今後の課題として長期的に何カ月も追い払いを実施してみて、慣れなどが出るかどうかはまだ分かっていない」
「(課題はあるが)1枚でも多くノリの生産枚数を増やせるよう、我々が一助になれればと思う」
「(課題はあるが)1枚でも多くノリの生産枚数を増やせるよう、我々が一助になれればと思う」
(2026年2月4日放送分より)
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