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退職代行サービス「モームリ」の運営会社が、違法に弁護士を利用者に斡旋(あっせん)し、紹介料を受け取っていたとして、社長と妻が逮捕されました。
社長「非弁行為じゃない」
退職代行「モームリ」元従業員
「『いけないことだから社外では発言するな』と社員に言っていた」
「『いけないことだから社外では発言するな』と社員に言っていた」
こう話すのは、退職代行サービス「モームリ」の元従業員です。
谷本慎二社長(2023年11月公開)
「アンチよ聞け!!退職代行は違法ではなくて、違法な退職代行もあるというのが正しい見解ですね」
「アンチよ聞け!!退職代行は違法ではなくて、違法な退職代行もあるというのが正しい見解ですね」
3日に逮捕されたのは「モームリ」運営会社社長・谷本慎二容疑者(37)と、妻で従業員の志織容疑者(31)。
おととし、退職を希望する利用者6人を紹介料目的で弁護士に斡旋した疑いが持たれています。
退職代行「モームリ」元従業員
「まずモームリの方から依頼者を弁護士に紹介すると、まず着手金で5万5000円を依頼者が支払う。その中の3割、1万6500円をモームリにキックバックとして振り込みされるというのは認識していた」
「まずモームリの方から依頼者を弁護士に紹介すると、まず着手金で5万5000円を依頼者が支払う。その中の3割、1万6500円をモームリにキックバックとして振り込みされるというのは認識していた」
退職する際に、残業代などで問題が発生した場合、弁護士を紹介することは問題ありません。ただ、報酬を得たり「報酬を目的として」紹介したりすることは、弁護士ではない人が法律業務を行う「非弁行為」にあたり、弁護士法に違反します。
「外部からも『非弁(行為)じゃないか』という声も何度かいただいた。社内で『非弁行為じゃない』と社長や妻はよく言っていた」
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「モームリ」退職も…
従業員には「非弁行為にあたらない」と話していたという谷本容疑者と志織容疑者。しかし弁護士からの紹介料は、会社の「広告費」などの名目で受け取っていました。
「モームリ」のホームページでは、4年間で累計4万件以上の退職を確定させたとうたっていた谷本容疑者。
2024年のインタビュー
「どんなに頑張っても精神的に自分で言えなくて、悩んでいる方というのはどうしてもいるので、そういった方のとりでになれるサービスとして運営できればと思っている」
「どんなに頑張っても精神的に自分で言えなくて、悩んでいる方というのはどうしてもいるので、そういった方のとりでになれるサービスとして運営できればと思っている」
さらに従業員についても語っていました。
2023年11月公開
「退職代行で働いている人が退職代行を頼むか?というと、それは恐らくないのかなと。なぜならば、退職代行で働いてる人って労務・総務知識が人よりたけてるので」
「退職代行で働いている人が退職代行を頼むか?というと、それは恐らくないのかなと。なぜならば、退職代行で働いてる人って労務・総務知識が人よりたけてるので」
しかし、実際は退職代行を使って退職する人が多かったと、元従業員は話します。
「完全に決めつけた言い方をするような方だったので、話にならないのだったら、もう退職代行を使おうと思って、(別の)退職代行を使って辞めました」
取り調べに対し、2人は「弁護士法違反になると思っていなかった」などと容疑を否認しています。
(2026年2月4日放送分より)
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