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日本全国各地のダムで水不足が相次いでいる。そうした中、市民が使用する水道水にも影響が出ている。
少雨の影響で高知県の早明浦ダムの貯水率が低下。およそ50年前に湖底に沈んだ大川村役場の旧庁舎の屋上部が現れた。ダムに沈んだ当時の大川村の住人は「水面から4メートル下に自分の家があった。いまの状態は幽霊がいそう」とコメントした。
水不足は水道水にも影響を与えている。茨城県水戸市の市民は「うがいをするときに、鼻に近づけると臭い。生臭いというかカビっぽい臭い。子どもが『湯船のお湯が魚が焦げたような臭いがする』と言う」と明かした。
水道水に詳しい武蔵野大学の橋本淳司客員教授は「雨が降らなくなってしまうと、川の水位が低下して流れが遅くなる。川に水が溜まってしまう場所ができたり、水の流れが入れ替わらない場所ができてしまって、そういった場所で藻が発生する。この藻がカビ臭の原因物質を作る」と、異臭の理由を解説。水戸市役所によると「毒性はなく健康に影響はない」としている。
福岡県では「歯磨き中、5秒、蛇口を閉めて」と訴えている。水資源機構筑後川局担当者は「1月29日から福岡地区水道企業団は30パーセントの取水制限を強化しています。さらに福岡県内の駅にも節水ポスターを貼るなど呼びかけています」とコメント。1日に人が使用する水の量は200から300リットルとされ、歯磨きの5秒蛇口を閉めると1人1リットルの節水効果があるといい、福岡の寺内ダムでは3500トンの節水が可能だという。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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