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群馬県伊勢崎市でおととし5月、乗用車がトラックに衝突され、親子3人が死亡した事故。飲酒による危険運転などの罪に問われている男の判決を前に、遺族が今も消えない悲しみや怒りを打ち明けました。
遺族「説明しようのない苦しみ」
愛する家族3人を突然失った悲しみ。
湊斗くんの母
「今までの生活が全くなくなったわけだから」
「今までの生活が全くなくなったわけだから」
湊斗くんの祖母
「寂しいよね」
「寂しいよね」
湊斗くんの母
「言葉にならない。説明しようのない苦しみが続いているような感じ」
「言葉にならない。説明しようのない苦しみが続いているような感じ」
群馬県伊勢崎市の国道でおととし5月、トラックが対向車線にはみ出し、白いバンに衝突しました。乗っていた塚越湊斗くん(当時2)、父親の寛人さん(当時26)、祖父の正宏さん(当時53)が巻き込まれて亡くなりました。
ハンドルを握っていた鈴木吾郎被告(71)。当時、法定速度を30キロも超えるスピードが出ていて、事故直後、被告の血液からは基準値の5倍以上のアルコールが検出されました。
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争点は“飲酒の有無と影響”
危険運転致死傷罪などに問われている鈴木被告。主な争点は、酒を飲んだのか、アルコールが運転に影響したのかです。
裁判員
「被告人の血液からアルコールが出たが、なぜ出たと思う?」
「被告人の血液からアルコールが出たが、なぜ出たと思う?」
鈴木吾郎被告
「飲んだからだと思うが、飲んだ覚えはない」
「飲んだからだと思うが、飲んだ覚えはない」
検察側(論告)
「検査後に飲酒する手口を使っていた。最低限のルールを理由なく犯し、絶対にあってはいけない結果を招いた」
「検査後に飲酒する手口を使っていた。最低限のルールを理由なく犯し、絶対にあってはいけない結果を招いた」
検察側は法定刑上限の懲役20年を求刑。弁護側は「当日飲酒していたと立証されていない」などとして過失運転致死傷罪にとどまると主張しています。
湊斗くんの母
「“過失運転”になったら当然受け止めはできないです。まず第一段階として“危険運転”は絶対に外せない」
「“過失運転”になったら当然受け止めはできないです。まず第一段階として“危険運転”は絶対に外せない」
湊斗くんの祖母
「帰ってくるわけじゃないから。10年で3人が帰ってくるなら許せるけど、何年だろうと…」
「帰ってくるわけじゃないから。10年で3人が帰ってくるなら許せるけど、何年だろうと…」
事故当時、お腹の中にいた子は、もうすぐ湊斗くんと同じ2歳になります。
湊斗くんの祖母
「年が近付いてくると思い出しちゃうよね。表情とか、しぐさとか、そっくりな時があって」
「年が近付いてくると思い出しちゃうよね。表情とか、しぐさとか、そっくりな時があって」
湊斗くんの曽祖母
「この子がいるから、ずいぶん救われています」
「この子がいるから、ずいぶん救われています」
判決は13日に言い渡されます。
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