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「空き家」を狙った窃盗事件が急増しています。なかには、勝手に住みついてしまうケースも。どう対策すればいいのか、専門家に聞きました。
“空き家窃盗”急増
祖母が“空き家窃盗”被害
「(被害に遭ったのは)私のおばあちゃんの家です。寝室の窓のカギの部分が割られていて、そこから侵入した形跡があり、それで発覚しました」
「(被害に遭ったのは)私のおばあちゃんの家です。寝室の窓のカギの部分が割られていて、そこから侵入した形跡があり、それで発覚しました」
窓ガラスが割られたのは5年前から空き家になっていた北海道にある祖母の家。遠方に住む親戚が見に行くと、誰かが侵入した形跡があったそうです。
「たぶん数年間人が入っていなくて、庭もわりと草木がぼうぼうになっていたので。人目につかないと思って入ったのかなと思います」
祖母は北海道外の施設に入り、水道なども止めて、庭の手入れもできていなかったそうです。
今空き家を狙った侵入窃盗が急増しています。警察庁によると5年前には3000件ほどでしたが、去年初めて1万件を超えました。被害は貴金属や家電製品だけでなく、家の中に侵入せずに室外機を狙うケースも。なぜ空き家を狙った窃盗が増えているのでしょうか。
ALSOK HOME ALSOK事業部
鳴海陽一課長
「親御さんが施設に入り空き家になるケースが増えています。空き家は人目につきにくく捕まるリスクが低いことが要因」
鳴海陽一課長
「親御さんが施設に入り空き家になるケースが増えています。空き家は人目につきにくく捕まるリスクが低いことが要因」
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住みつくケースも
空き家というのは、おおむね1年間にわたって使われていない住宅のことで、総務省によると、現在全国におよそ900万戸あり、過去最多となっています。
みらい不動産 関達彦代表
「カレンダーを見るとどのくらい空き家なのか分かりやすい。 2004年なので20年以上経っている空き家だと分かる」
「カレンダーを見るとどのくらい空き家なのか分かりやすい。 2004年なので20年以上経っている空き家だと分かる」
当時のまま残された古い空き家。ここは水戸市にある不動産会社が管理しています。
「(Q.どういう経緯で空き家になった?)ご子息から相談された。ご両親が施設に入って実家がそのまま残っている形」
ただ、相談を受けて空き家に行くと出くわすのが…。
「見に行った時にすでに空き巣に入られていた。堂々と南面の窓から、(カギの周辺を)割られていることが多い」
管理する住宅のうち、6、7軒は侵入した形跡があったということです。
「空き家で一番怖いのは、窃盗や空き巣もそうだが、人が住み着いたケースがある。それが怖い」
布団を敷いていた跡やたばこの吸い殻、弁当を食べた形跡もあり、誰かが住みついていたケースがあったそうです。
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狙われやすい家とは?
では狙われやすいのは、どういう家なのでしょうか。
鳴海課長
「例えばひびが入っている窓がそのまま放置されているとか、玄関も汚れているとか。管理をされていないというところが観点になると思う」
「例えばひびが入っている窓がそのまま放置されているとか、玄関も汚れているとか。管理をされていないというところが観点になると思う」
他にも雑草が伸びている家は、死角が多いため狙われやすく、チラシなどがたまった郵便受けも危険です。
また、犯人が目印を置くケースも。
「置き石をして石が動いていないと、出入りがないと確認をする犯人もいる。と(高齢者が)施設に入ったりする場合は、盗みやすい家電とかお金に換えやすいものが残っている状況も多く、そういったところは被害に遭いやすい」
祖母の家が空き巣に入られた女性も…。
「おじが引退した後そこに住みたいと考えているらしく、売却はしていなかったみたいです」
空き家を減らすため、水戸市の不動産会社では、空き家のまま借りたり、買い取ってリースするサービスをしています。
関代表
「今、空き室の管理サービスとか各地域にあるので、巡回してもらうか、(安く)誰かに使ってもらうとか、活用先を見つけた方がいいのではないか」
「今、空き室の管理サービスとか各地域にあるので、巡回してもらうか、(安く)誰かに使ってもらうとか、活用先を見つけた方がいいのではないか」
(2026年2月18日放送分より)
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