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金のシャチホコが輝く名古屋城の石垣が真っ白に染まる“異常事態”。一体、何が起きているのでしょうか。
名古屋城の石垣が“真っ白”
まるで塗料がぬられたように、白く染まる石垣。ここは、徳川家康の命により築かれた、500年の歴史を持つ名城「名古屋城」。
近隣住民
「いつもここを通るたびに、またきょうもこんなにたくさん白くなってしまって、いつも残念だなと思う」
「いつもここを通るたびに、またきょうもこんなにたくさん白くなってしまって、いつも残念だなと思う」
一体、何が起きたのでしょうか。
名古屋市中心部に位置する、名古屋城。金のしゃちほこは、名古屋のシンボルでもあると同時に多くの観光客が訪れるスポットです。
その外堀が白く染まっています。これ、もちろん雪が降ったわけではありません。
白く染まるのは、堀だけではありません。
名古屋城総合事務所 石川和之さん
「特に樹木の上とか、その下の石垣とかは真っ白。石垣の景観も雪がかぶったようになってしまい、本来の石垣の景観が保たれていない状況」
「特に樹木の上とか、その下の石垣とかは真っ白。石垣の景観も雪がかぶったようになってしまい、本来の石垣の景観が保たれていない状況」
城内の木々も、うっすら白く染まります。
近隣住民
「仕方ない。これでもずいぶんきれいになったほう」
「仕方ない。これでもずいぶんきれいになったほう」
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原因はカワウ
その原因は、3年ぶりにやってきた“アレ”です。
カワウです。24日朝、名古屋城近くを流れる川の映像。川面をカワウが埋め尽くすように、ひしめきあっています。
堀川1000人調査隊 服部宏事務局長
「けさはすごくたくさん来ていた、特にカワウの数が。黒い鳥なので気持ち悪いくらいたくさんいた。きょう来た数はすごかった」
「けさはすごくたくさん来ていた、特にカワウの数が。黒い鳥なので気持ち悪いくらいたくさんいた。きょう来た数はすごかった」
気になるのは、なぜカワウが大量にやってきたのかという点。
3年前に名古屋市内で撮影された映像。次から次へ釣れるのはボラです。
そして4日前も、同じように川を泳ぐボラの姿が見えます。
服部事務局長
「先日すごい数が上ってきているのを確認した人がいて、そこからすごい。必ずしも毎年ではないが、ここ数年はほぼ毎年に近い」
「先日すごい数が上ってきているのを確認した人がいて、そこからすごい。必ずしも毎年ではないが、ここ数年はほぼ毎年に近い」
つまり、大量のボラを求めてやってきた大量のカワウが、城を白く染めていた原因でした。
愛知県弥富野鳥園 匹田竜太郎課長補佐
「近くにねぐらを作りやすい樹木が整っていて、なおかつその近くにボラが発生している。カワウにとっては非常に良い条件がそろう」
「近くにねぐらを作りやすい樹木が整っていて、なおかつその近くにボラが発生している。カワウにとっては非常に良い条件がそろう」
音を出し、追い払うしか術がない状況です。
石川さん
「高圧洗浄とかやると石垣を傷めるので、これも重要な特別史跡の一部なので自然の雨で白いのを落としてもらうのを待っている」
「高圧洗浄とかやると石垣を傷めるので、これも重要な特別史跡の一部なので自然の雨で白いのを落としてもらうのを待っている」
この後の雨の予報に、期待を寄せています。
(2026年2月24日放送分より)
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