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滋賀県で、犯罪からの立ち直りを支援していた男性を殺害した罪に問われた男に対し、検察側は24日、無期懲役を求刑しました。男は「守護神様の声に従ってやりました」などと話していました。
被害者の妻「むなしくなりました」
おととし、当時60歳の新庄博志さんが、自宅のリビングで殺害された事件。逮捕されたのは、保護司の新庄さんから更生の支援を受けていた男でした。
飯塚紘平被告(36)
「間違いありませんが、守護神様の声に従ってやりました」
「間違いありませんが、守護神様の声に従ってやりました」
初公判で、殺人の罪などを認めた飯塚被告。法廷では、被害者の妻の心情も読み上げられました。
被害者の妻
「これまで夫がしてきたことは何だったのかと、むなしくなりました」
「これまで夫がしてきたことは何だったのかと、むなしくなりました」
およそ5年の交流の末に、何が起きたのでしょうか?
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「普通に殺せるやん」
2018年に強盗事件を起こし、保護観察中だった飯塚被告。その事件後、およそ5年間、被告の更生支援を行っていたのが新庄さんです。
おととし5月、定期的な面談のために新庄さんの自宅を訪れた被告は、リビングで背後から新庄さんを折りたたみナイフで切りつけたといいます。
新庄さん
「何するんや。やめとけ。やめとけ。何でこんなことするんや。社会に戻るんやろ」
「何するんや。やめとけ。やめとけ。何でこんなことするんや。社会に戻るんやろ」
被告は犯行後に市内で警察官に身柄を確保されました。
被害者の妻
「あまりに変わり果てた姿で夫と分からず。新庄(夫)と一緒に笑いながら食事をしたことを思い出してください。あなたにとっては、それも茶番だったのでしょうか」
「あまりに変わり果てた姿で夫と分からず。新庄(夫)と一緒に笑いながら食事をしたことを思い出してください。あなたにとっては、それも茶番だったのでしょうか」
被告は、うつむいたままでした。
一方の弁護側は「被告は事件当時、責任能力が低く、心神耗弱だった」と主張しています。いじめを受けた中学2年生のころから「守護神様」の声が聞こえるようになったという被告。
飯塚被告
「保護司を保護観察の場で殺害することで、世間から保護観察とか面談がよく思われないと思った」
「保護司を保護観察の場で殺害することで、世間から保護観察とか面談がよく思われないと思った」
守護神は、心の中でこう提案してきたといいます。
「保護司やったら現実的にいけるぞ。あいつやったら普通に殺せるやん」
24日の裁判で、検察側は無期懲役を求刑。判決は来月2日に言い渡されます。
(2026年2月25日放送分より)
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