14年の結婚生活の後、突如として夫の裏切りによって隠し子の存在を突きつけられた妻がいる。「ABEMA Prime」に出演したかおりさんは、夫が同じ会社の女性との間に2人の隠し子を作っていたという衝撃的な事実を知った。かおりさんは怒りや悲しみを抱えながらも、独自の家族観で現実と向き合おうとしている。
◆ライブ配信のアイコンが告げた「夫の二重生活」

会社経営者の夫と3人の子どもに恵まれ、一見平穏な生活を送っていたかおりさん。しかし、夫は仕事の関係で平日はホテルに泊まり、週末だけ自宅に帰る「週末婚」のような状態でもあった。事態が動いたのは、かおりさんがライブ配信者として活動していた時のことだった。
「リスナーさんのアイコンが、主人が一人旅をしたときの場所と被りだした。あまりにもぴったり合うから、直接本人にDMを送って確認したところ、その人が認めたので発覚した」。
そのリスナーの正体は、夫の会社で働く事務員だった。彼女は不倫関係にあることだけでなく、夫との間に2人の子どもがいることも認めた。14年の歳月を経て突きつけられた現実に、かおりさんは「最初知った時はもうこれが現実なのか夢なのか、もう感情もちょっと分からない状態だった」と当時の困惑を振り返った。
発覚後、夫に事実を問いただしたものの、返ってきたのは「もう考えたくない、話したくない」という逃避の言葉だった。一方で、相手の女性は開き直りとも取れるスタンスを崩さなかったという。
「相手の女性は『離婚してくれると思ったけど離婚してくれないから、2番手の女で静かに暮らします』みたいな…」。
さらに驚くべきことに、相手女性は1人目の妊娠時「認知も求めずに、子どもだけを望んだ」と語ったという。かおりさんの理解を超える理屈で続けられてきた二重生活だったが、発覚後も「相手の生活も変わっていなくて(夫の会社で)仕事を続けている」という現状が明かされた。
◆なぜ、すぐに離婚を選ばないのか

これほどの裏切りを受けながらも、かおりさんは即座に離婚や慰謝料請求という手段を取らなかった。「大人だけの話ではなくて(相手の)子に関してもすぐに答えを出すことができなかった。その話し合いを続けながら、お互いのバランスを見て解決していくことを私が望んだ」。
彼女の視点は、単なる被害者としての感情に留まらない。「親も一人の人間で、未熟だった。子育てをしながら子どもに学ぶ場でもある。大きく見たとき、主人の行動やこれからの私の行動を子どもに『こういう生き方もある』と見せるのも、一つの学びであってほしい」と、複雑な家族の形を一つの教育的な経験として捉えようとする姿勢を見せた。
しかし、決して許したわけではない。相手女性の言動が理解の範囲を超え、怒りが増幅することもあるという。「最終的には慰謝料請求も考える。今はまだ考えて話し合っている状態」と、現在も揺れ動く胸中を吐露した。
夫には、かおりさんとの間に3人、相手女性との間に2人、計5人の子どもがいることになる。相手の子どもへの金銭的援助について問われると、かおりさんは「養育費も必要な場面も出てくる」と冷静に答えた。「家庭の外の隠し子だからといって悪いとはあまり思っていない。お子さんは悪くないので、ちゃんと話してほしい」と、罪のない子どもたちへの配慮を滲ませた。
この姿勢に対し、EXIT・兼近大樹氏は「かおりさんが、今の旦那さんのことが好きで、離れたくないなら、別にその形のまま生きてもいい」と、世間の批判に惑わされず、かおりさん自身の選択を尊重すべきだと語った。また、ウスビ・サコ氏は「(海外には)第一夫人が認めれば第二夫人を受け入れ、子どもたちを平等に教育する社会もある。きちんと責任を取る(ことが大事)」と、制度や文化の違いからくる責任の取り方に言及した。 (『ABEMA Prime』より)