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3度の延期を経て、ついに打ち上げられた民間ロケット「カイロス」3号機。しかし、1分後に爆発し、成功とはなりませんでした。
発射1分後に飛行を中断
再々々打ち上げとなった民間ロケット「カイロス」3号機。大きな白煙を上げて浮き上がりました。勢いよく炎を噴き出しながら、ロケットが大空へ飛んでいきます。
多くの人に見守られる中、順調に高度を上げていきます。
しかし、打ち上げから1分後、爆発のようなものが起きます。真っ直ぐだった軌道が、らせんを描き始め…。
アナウンス
「カイロス3号機は11時10分に打ち上げを実施しましたが、ミッション達成困難と判断し、飛行中断措置を行いました」
「カイロス3号機は11時10分に打ち上げを実施しましたが、ミッション達成困難と判断し、飛行中断措置を行いました」
見ている人
「えー!そうなの?悲しいね」
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一体、何が起きたのでしょうか?
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飛行中断システム不具合か
5日、和歌山県串本町で打ち上げられた民間ロケット「カイロス」3号機。高度およそ29キロにまで達しましたが、打ち上げから68.8秒後、「ミッションを達成するのが困難」と機体が判断し、飛行中断措置が作動して自爆しました。
打ち上げを行った「スペースワン」は、機体に備わっている異常を検知した際に自爆し飛行を中断する「自律飛行安全システム」に何らかの不具合があった可能性があると説明しました。
スペースワン 関野展弘副社長
「(ロケットに)大きな異常は認められていませんので、機体の中で。飛行中断系統が何かしら問題を起こしたと考えるのが妥当だろうなと思います」
「(ロケットに)大きな異常は認められていませんので、機体の中で。飛行中断系統が何かしら問題を起こしたと考えるのが妥当だろうなと思います」
スペースワン 豊田正和社長
「今回も確実にノウハウ、経験を蓄積してございます。失敗ということとは、私どもは考えておりません」
「今回も確実にノウハウ、経験を蓄積してございます。失敗ということとは、私どもは考えておりません」
文部科学省の宇宙開発利用部会で臨時委員を務める、サイエンスライターの秋山文野氏はこう話しました。
「機体は健全だけれども、健全ではないと判断してしまった何らかの不具合がある(可能性)。システムがうまくいかなくなったというのは一つの難しさ。飛ばしてみないと分からないと言うしかないところなんだと思います。スペースXが最初に開発していた小型ロケットも3回打ち上げに失敗していて、4回目でようやく成功ということが起きているので、(失敗は)比較的珍しくないとは言えると思います」
(2026年3月6日放送分より)
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