社会

ABEMA TIMES

2026年3月11日 12:30

「傷跡やアザが個性」駆除したクマの皮をレザー小物に “命の活用”に取り組む男性

「傷跡やアザが個性」駆除したクマの皮をレザー小物に “命の活用”に取り組む男性
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 去年、全国でクマの捕獲頭数は1万2000頭を超え、過去最多を記録。駆除されたクマはそのほとんどが山に埋める形で処分されているというが、「命の活用」に取り組んでいる人がいる。

【映像】実際のクマレザー小物(複数カット)

 それがクマレザー小物を製作する合同会社HUNT代表社員の山田健太郎氏だ。山田氏は「クマの皮ってかなり傷があったりとかする。その傷跡が、クマの皮の個性だとか特徴だと思っている。みんなが思う綺麗な皮とはまた別の軸。クマが生きてきた証を提示して、出来る限り捨てずに、別の形に昇華させて、いろいろなものを作っていきたい」と語る。

 香川県出身。学生時代、マタギ文化に魅了され秋田県に移住。狩猟免許も取り、自らもクマ狩猟にも参加。そこで知ったのは駆除した後、クマの皮が活用されていなかったことだった。

 山田氏は「クマの皮ってすごく脂が多い。解体に時間がかかるというのが、クマの皮の難しさ。時間が経つと脂が硬くなってしまうので」と明かす。

 それを、あえてレザー製品として加工、商品化を目指した。「本当、傷とかアザとかいろいろものが付いている。一般的に流通しているような牛の革とか豚の革みたいな綺麗な革ではない。簡単なキーホルダーを作ってマルシェイベントに出展した時に、みんながクマの革ってこんな革なんだってめっちゃ反応してくれて」(山田氏)

 これは外部から入ってきた山田氏ならではの着眼点だった。

 山田氏は「『勝手なことをしやがって』みたいな感じで怒られたりするかなとか思ったけど、結構(マタギの)皆さん喜んで使ってくださったりとかしている。新しいものを提示できたのかなと思っている」と結んだ。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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