白いシャツを着てデスクワークをする「ホワイトカラー」が稼げると言われがちだが、今後、AIに仕事を奪われる不安も…。そんな中、現場で汗を流す「ブルーカラー」が稼げる仕事として注目されている。
【映像】とび職人が“驚異のスピード”で月収30万円→100万円に給与アップした経緯(実際の映像)
かつてブルーカラーは「きつい・汚い・危険」のイメージが強く、ホワイトカラーに比べて敬遠されがちな職種であったが、深刻な人手不足を背景に変化しているという。『ABEMA Prime』では、とび職人の当事者に話を聞いた。
■現場仕事のリアルな収益性

建設現場で足場を組み立てるとび職人の塚本純氏は、介護職やコールセンターを経て現在の職に就いた。塚本氏は「コールセンターで働いている時に、正社員の上司たちの給料を聞いて、天井があるなと思った」と振り返る。たまたま知り合いの縁で始めた現場仕事だったが、「100万ぐらいはいけるのではないか」という予感があったという。
23歳で見習いとして入社した際の初任給は30万円。その後、25歳で親方になると給料は一気に倍増。さらに現場をこなしていくことで、親方就任からわずか4カ月後には「月収100万円を超えた」と明かし、年収は1000万円を超えた。
■「AIに代替されることは100パーセントない」

急速に進化するAIの影響については、「AIに代替されることは100%ない」と断言。一方で、「大工さんなどはロボットでできてしまう可能性があるかもしれない」とも述べ、職種によって技術革新の影響に差が出ると予測した。
自身のキャリアの今後については「稼げるうちは現場でやる。体が動かなくなったら、トラックの運転手や営業職など、頭を柔らかく考えれば道はいろいろある」。
■業界への向き・不向き
ブルーカラーの仕事に向いている人物像について、塚本氏は「身体能力が高めで根性がある人。そして数字に強い人」を挙げた。それ以外の面では「向いていない人はいないのではないか」と、門戸の広さを強調した。
また、かつての男社会というイメージも変わりつつあり、「今は現場に女性の職人さんも結構いて、足場とびとして活躍している人もいる」。
しかし、「リアルな話をすると、給料未払いなどが未だにある会社も存在する。そういった場所からはすぐに退散するべきだ」といい、条件をしっかり見極めることの重要性を語った。
(『ABEMA Prime』より)