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宮城県の海岸で、保育士の女性を殺害し遺棄した罪に問われていた元交際相手に、懲役21年の判決が言い渡されました。
借金と妊娠発覚で関係悪化
息子(9)の手紙
「ママが帰ってこなかったから電話もした。何回もした。でも(電話に)出なかった。ママが帰ってくるのをずっと待っていた」
「ママが帰ってこなかったから電話もした。何回もした。でも(電話に)出なかった。ママが帰ってくるのをずっと待っていた」
裁判で読み上げられたのは、殺害された保育士・行仕由佳さん(当時35)の9歳の息子が書いた手紙です。
去年4月12日、宮城県岩沼市の海岸で、行仕さんはペティナイフで胸を複数回刺され、消波ブロックの隙間に遺棄されました。
行仕さんと交際関係にあったとされる元キックボクサーの佐藤蓮真被告(22)が殺人と死体遺棄の罪などで起訴されました。
検察側
「被告人は、被害者の好意につけ込み、100万円以上の金銭を借り入れ、被害者を経済的に体よく利用していた」
「被告人は、被害者の好意につけ込み、100万円以上の金銭を借り入れ、被害者を経済的に体よく利用していた」
借金の問題だけでなく、行仕さんの妊娠が発覚したことでも、口論になったといいます。
行仕さん
「お金は返さなくていいから、赤ちゃんと未来を守ってほしいです」
佐藤被告
「ごめん1人で考えたい」
「お金は返さなくていいから、赤ちゃんと未来を守ってほしいです」
佐藤被告
「ごめん1人で考えたい」
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裁判長「被害者を経済的に利用」
宮城県の海岸で行仕さんを殺害するなどの罪に問われた佐藤被告。仙台地裁は17日に判決を言い渡しました。
裁判長
「刃先が心臓に達するほどの強さで刺し、抵抗できない被害者を何度も刺すなど殺意は強固。思わせぶりな態度をとることで、被害者を経済的に利用し、自己の利害のために殺害に至った。動機は身勝手」
「刃先が心臓に達するほどの強さで刺し、抵抗できない被害者を何度も刺すなど殺意は強固。思わせぶりな態度をとることで、被害者を経済的に利用し、自己の利害のために殺害に至った。動機は身勝手」
佐藤被告に下されたのは、懲役21年でした。
裁判長は「被告人の言動には遺族らの感情を逆なでするところがあるのは否めない」と指摘。「遺族らの苛烈(かれつ)な処罰感情に直面するなどして、自らの罪の重さなどに向き合い、反省を深めることが望まれる」と諭しました。
(2026年3月18日放送分より)
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