25日夜、国会議事堂前で行われた「戦争反対デモ」をABEMA NEWSの楪望キャスターが現場でリポートした。
【映像】ペンライトが輝く“カラフルな”戦争反対デモ(実際の様子)
雨が降る中、中東情勢の緊迫や憲法改正に反対する人々が集った。楪キャスターは、「もう身動きも取れないような状況」「警察もかなり出動しているという印象」と、その熱気を伝えた。
今回のデモの最大の特徴は、多くの参加者が色とりどりのペンライトを手にしていた点にあるという。楪キャスターは、星やハートなど様々な形のライトが揺れる様子を「光の波となっている」「野外コンサートのよう」と表現した。この「ペンライト・デモ」は、風で消えてしまう火の代わりに、いつまでも灯り続ける光で思いを発信し続けるという韓国の事例がきっかけとされている。
集まった人々の背景について、楪キャスターは「年齢層は本当に様々で、性別も年代もバラバラ」と幅広い層が参加している状況を報告した。参加者の多くはSNS、特にX(旧Twitter)から情報を得ており、専用のハッシュタグを通じてデモの輪が拡散・共有されていた。また、特定の支持政党を持たない「一人での参加者」が目立つのも特徴的だ。初めてデモに参加した30代の女性は、SNSでペンライト持参の告知を見て「参加しやすい雰囲気がある」と感じたという。
参加者からは、ペンライト持参という形式が従来のデモに対する「怖い」というイメージを和らげているとの声が上がった。楪キャスターは現場の空気感について、「いつものデモよりも雰囲気が柔らかい」「だけどその中にパワーを感じる。強すぎないマイルドな雰囲気」と報告した。
同様のデモは同日、東京以外でも全国27都道府県34カ所で一斉に行われた。参加した女性は、戦争が始まればエンターテインメントの分野が真っ先に失われてしまうという危惧から、「平和を守るために一人で思い切って来た」と語った。特定の政党を支持するのではなく、日常生活や自分の好きなものを守りたいという切実な思いが、雨の中での大規模な意思表示へと繋がっている。 (ニュース企画/ABEMA)