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東京23区の家庭ごみを有料化しようとする動きが出ています。ただ、負担が増すことから慎重論もあり、結論が出るまでには時間がかかりそうです。
最終処分場「50年で満杯」
25日午前8時半ごろの東京・練馬区。可燃ごみの収集地域には、ごみ袋が山積みになっていました。
※日常の収集の様子です
練馬清掃事務所 佐藤賢治技能主任
「週の前半、月火水の方がごみは多くなっています」
「週の前半、月火水の方がごみは多くなっています」
東京23区では、自治体が指定するごみ袋はありません。その当たり前を見直す動きとして、家庭ごみの有料化に向けた検討を始めました。
背景にあるのは「ごみの最終処分場」の問題です。
東京都は「埋立処分場があと50年ほどで満杯になる」として、有料にすることでごみの減量を促す考えです。
東京都 小池百合子知事
「家庭ごみの処理につきましては、役割は区であります。これからも区と連携しながら、最終処分場の持続可能性に責任を持つ都として連携していきたい」
「家庭ごみの処理につきましては、役割は区であります。これからも区と連携しながら、最終処分場の持続可能性に責任を持つ都として連携していきたい」
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「ためて捨てるだけ」困惑
全国に目を向けると、家庭ごみの有料化を行っている自治体はおよそ7割。東京の多摩地域では、ほぼすべての自治体が有料化していて、中でも大きな成果を出しているのが八王子市です。
八王子市 資源循環課 森田健司課長
「有料化前と比べて、現在は約4割ごみは減っている状況」
「有料化前と比べて、現在は約4割ごみは減っている状況」
福島県会津若松市も来月から導入します。
最も大きい指定ごみ袋は、40リットルが10枚で800円。市は有料化することで、標準的な世帯(2、3人)で月470円・年間5640円の負担が生じると試算しています。
しかし、23区で家庭ごみ有料化が検討されていることについて、区民の声を直接聞いた三戸安弥都議はこう話します。
「こまめにちゃんと捨てていたごみをただためて、一気に捨てるという変化しか期待できないんじゃないかと」
日頃行っているごみの捨て方によっても、賛否が分かれているといいます。
「もう既に厳密なルールでやっている方からしたら、家庭ごみ有料化しないといけないのという思いもある方もいますし。そこまで厳密じゃないルールでごみを普段から捨てている方からしたら、有料化して最終処分場の延命化が図れるんだったら、それでいいんじゃないですかと思われる方もいるかなと」
(2026年3月26日放送分より)
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