社会

ABEMA TIMES

2026年3月27日 11:00

事実無根「再婚したんでしょ」「女関係でだいぶ罪を作ってそう」AIも騙されるぐらいネットで相次ぐ被害者遺族への誹謗中傷…夫・高羽悟さんが語る胸中 名古屋主婦殺害事件

事実無根「再婚したんでしょ」「女関係でだいぶ罪を作ってそう」AIも騙されるぐらいネットで相次ぐ被害者遺族への誹謗中傷…夫・高羽悟さんが語る胸中 名古屋主婦殺害事件
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 1999年11月13日、愛知県名古屋市で高羽奈美子さん(当時32)が自宅で殺害された「名古屋主婦殺害事件」。事件発生から26年経った2025年10月31日、現場に残された血痕とDNA型が一致した安福久美子被告の逮捕に至った。

【映像】26年逃亡した安福久美子容疑者(69)

 しかし逮捕後、ネット上では被害者の夫・高羽悟さんへの心無い書き込みが相次いだ。

 高羽さんと安福被告は高校の同級生で、事件の数カ月前に同窓会で再会。また、大学時代に安福被告が大学まで押しかけてきて、喫茶店で泣かれたこともあったという。

 「この旦那、最初から犯人を知っていた気がする」「なぜ喫茶店で泣かれた話を警察に言わなかったのか?かばっていたんじゃないか?」「同窓会のあとも会っていたんじゃないの?付き合っていたんでしょ?」「女関係でだいぶ罪をつくってそう」といった声がネットで飛び交った。

 高羽さんは「同窓会で再会したのは覚えているが、その後は一度も会ったことがないし、そもそも連絡先すら知らない。大学時代の喫茶店の話も、妹から聞いた程度で自分では記憶にない」と語る。

 根拠のない中傷。なぜ被害者遺族がここまで傷つけられなければならないのか。それでも高羽さんは顔を出して声を上げ続けると言う。

 高羽さんは「(安福被告が)鑑定留置されてから、私も暇になるというか警察の事情聴取もなくなったので。こういうのを見ていたら、ひどいことを書かれていた」と、ネットの声を目にするまでの経緯を説明。

 さらに「2025年春に結婚したとか、結婚相手が宙の会(殺人事件の被害者遺族で構成される団体)の同じ遺族仲間だとか、そこまで、ある事件の遺族の女性とかって書くようになったので、それはちょっと対応しないといけないなと思って、警察には相談した。それは消されていたので」と再婚したという事実無根の情報もあったと明かした。

 続けて「とにかくAIで『高羽悟 再婚』で検索すると、AIが『2025年春に再婚されました』って出るぐらい、AIも騙されるぐらい、みんな『結婚してる』って書き込むもんですから。だからみなさんもAIに騙されないように」と警鐘を鳴らした。

 ネット上では探偵を自称する人物たちによる、事件の推理がいくつも展開されている。「最近やっぱり自分でも見るもんですから、そういった関連のある探偵さんみたいな人が筋書きみたいなのを書いているが、大体間違っているので、あまり気にはならないけど、怖いのはそれを信じてしまうということになると、やっぱり情報が違う方向にいってしまう。それはあまり、見てもらう回数を稼ぎたいのかわからないけど、やめてもらいたい」と呼びかけた。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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