その差、わずか「1票」でした。大接戦となった町長選挙。敗れた候補者は票の「数え直し」を訴えています。一体、どうなるのでしょうか。
異例事態「すごいこと起きた」
「すごいことが起きた。いろんな人が、この話題について話している」
町民も…行政も、驚いています。
「那須町では過去に、こういった事例はなかった。初めてのこと」
栃木県那須町。自然豊かなリゾート地として知られるこの町で今問題となっているのは、9日前、今月22日に実施された那須町の町長選。現職の平山幸宏さんが3回目の当選を果たしましたが、この結果について5日後に、再点検=票の数え直しをするというのです。
選挙実施から2週間後の異例の再点検。一体、何があったのかというと…。
1万人以上が投じた票が、ほぼ真っ二つに…。この結果に、異議を申し立てたのが、わずか1票差で2位だった小山田典之さんです。
開票に誤りがあった可能性はあるのでしょうか?町の総務課に聞きました。
「トータルすると3回、名前をチェック。トリプルチェックしている」
那須町によると、今回の開票では職員が交代するかたちで合わせて3回、目視による確認が行われたといいます。
今回、投票者の総数は1万566人。そのうち平山氏が5099票、小山田氏が5098票、3位だった候補が229票で、無効票が140票でした。
1票差で落選した小山田さんが疑問視するのは、この「無効票」の扱いです。
「(小山田氏側から)“無効票の中に、本来なら有効票とみられるものがあったのではないか”“そういったものの点検をお願いしたい”と申し出があった」
「何かの間違いがあるかもしれないし、そういった誤差が出て、この1票差になったと思う。そこは真実をしっかり明確にしていただきたい」
“1票差の町長選”再点検へ
実はわずか“1票差”で再点検を行ったケースが、過去にも…。
例えば、2015年に実施された神奈川県相模原市の市議会議員選挙。この時、立候補した小林丈人さんはギリギリ当選したものの、次点だった候補が異議申し立てを行い再点検することに。
「再点検の結果…」
その結果、なんと次点だった候補の有効票が見つかり、当選者が入れ替わりました。
「(Q.こういった経験は?)もちろん、初めて」
逆転で落選となった小林さん。当時の心境を聞くと…。
投票結果の再点検が繰り返し起きていることについては…。
果たして、那須町ではどのような結果が出るのか。再点検は来月5日に行われます。
(2026年3月31日放送分より)









