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2026年4月17日 16:00

歴史的猛暑の予兆『スーパーエルニーニョ』発生の可能性 2026年に起こりうること

歴史的猛暑の予兆『スーパーエルニーニョ』発生の可能性 2026年に起こりうること
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まだ4月半ばですが、静岡では最高気温30度以上の真夏日を記録した日がありました。

2026年は世界で歴史的な猛暑となる可能性が高まっています。

その原因とされるスーパーエルニーニョ現象の影響について見ていきます。

■すでに異常気象が多発 4月までに4つの台風発生 要因は…

この1カ月、世界で異常気象が頻発しています。

静岡市では4月11日、最高気温30.3℃を記録。
19年ぶりに4月に真夏日となりました。

青森市では、4月13日、統計史上2番目の早さで桜が開花しました。

海外です。
イタリアは、4月7日、数日間にわたる大雨が原因で大規模な地滑りが発生。
主要な交通網が寸断されました。

アフガニスタンは、4月4日、全土で洪水・土砂崩れ・落雷が発生し、10日間で77人が死亡しました。

台風です。
4月10日、台風が発生。
4月までに4つの台風が発生するのは11年ぶりです。
グアムでは4月10日、緊急事態宣言が出されました。
サイパン島などで4月14日、洪水警報が発令されました。

アメリカは、3月19日、アリゾナ州で43.3℃を記録し、アメリカの3月の最高気温を更新しました。
そして、4月16日、中部を中心に、7日間で少なくとも43の竜巻が発生しました。

異常気象に詳しい三重大学大学院教授の立花義裕さんです。
「2026年の異常気象の原因は地球温暖化の影響で、偏西風の蛇行と世界中の海面水温の上昇連動しているため」

■過去140年で最強?『スーパーエルニーニョ』発生の可能性

2026年の夏は猛暑の予兆です。

アメリカの海洋大気局によりますと、2026年6月〜8月にかけて、エルニーニョが発生する可能性が高く、少なくとも2026年末まで持続する見通しです。

また、アメリカのニューヨーク州立大学の教授は、
過去140年で最強のエルニーニョ現象が発生する可能性ある」と指摘しています。

一般的な『エルニーニョ』は数年おきに発生します。

東から西への風が弱くなるため、暖かい空気がペルー沖に留まり、海面水温が通常よりも約1℃から1.5℃高くなります

一方、『スーパーエルニーニョ』は数十年に一度発生するもので、ペルー沖の海面水温は通常よりも約4℃高くなる可能性があります。
それに伴って、フィリピン沖の海面水温が約2℃上昇して、全体的に海面水温が暖かくなることを『スーパーエルニーニョ』といいます。

世界の平均気温を見ていきます。

三重大学大学院の立花さんによると、スーパーエルニーニョは1997年、2015年、2023年の3回発生。
そのたびに世界平均気温が階段状にジャンプしているということです。

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■前回発生のスーパーエルニーニョ 『令和の米騒動』一因に

スーパーエルニーニョのあった2023年はどんなことが起きたのでしょうか。

世界の平均気温は過去最高になりました。
気温は14.98℃と、観測史上最も暑かった年になり、国連のグテーレス事務総長は、この年、
「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告しました。

また、2023年から2025年は、観測史上『最も暑い3年間』とする報告もあります。

東京の年間猛暑日も増えています。

2020年は12日、2021年は 2日、2022年は16日でしたが、
2023年は22日、2024年は20日、2025年は29日で、
2023年から猛暑日は20日を超え、日数が一気に増えました。

前回のスーパーエルニーニョは、農業や漁業にも大きな影響を与えました。

2023年産の米は不作となりました。
一等米の比率が59.6%と、2004年以降で最低水準
精米しても商品にならない割合が増え、2024年の『令和の米騒動』の一因にとなりました。

2023年は果実も不作でした。

りんごは着色期から収穫期の高温などで、着色不良・着色遅延3割程度日焼け2割程度となりました。
また、ブドウは果実の肥大期から収穫期の高温で、着色不良2割程度日焼け1割程度となりました。

さらに2023年度はサケが激減。
サケ来遊数は2285万尾で、前の年の67%と大きく減少しました。

スーパーエルニーニョの影響、世界ではどうだったのでしょうか。

イタリアとスペインでの2022年〜2023年の干ばつ後、2024年1月にオリーブオイルの価格はEU内で50%高くなりました。
また、ブラジルで2023年に干ばつが起きた後、2024年8月の世界のコーヒー価格は55%高くなりました。

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■2026年どうなる?歴史的酷暑の予兆 台風・豪雨も変化?

スーパーエルニーニョの発生で、三重大学大学院の立花さんが予測している、2026年に起こりうることです。

台風はゆっくり動く、勢力が強い、迷走する。
これらにより、被害が長引く、ということです。

は、梅雨だけでなく、真夏にも強い雨が増えるので、線状降水帯のような豪雨が各地で降る可能性があります。

科学者らが警鐘を鳴らしています。

23カ国160人以上の科学者らが2025年10月、共同執筆した報告書で、
地球のティッピングポイントに急速に近づいており、それが世界を変化させ、人間と自然にとって壊滅的な結果をもたらす可能性がある』と指摘しています。

ティッピングポイントとは、一度到達すれば、気候システムに回復不能な恐れがある急激な変化を引き起こし、人類に深刻な影響を及ぼす、重大な臨界点のことです。

立花さんです。
「ティッピングポイントを超えてしまえば、二酸化炭素排出をどんなに減らしてももう遅い。異常気象が普通の時代になるギリギリの位置にいる」

どうすればいいのでしょうか。

立花さんです。
「これを機に化石燃料に依存した社会構造から再生可能エネルギーの普及拡大脱炭素のような方向にかじを切るべき」

(「羽鳥慎一モーニングショー」2026年4月17日放送分より)

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