旭山動物園の焼却炉に妻を遺棄したとして任意聴取されている男性について、新たな情報です。妻に対し「残らないよう燃やし尽くしてやる」と脅していたとみられることが分かりました。
旭山動物園の焼却炉で遺棄か
動物園から押収した車などを防護服を着て、慎重に調べる捜査関係者。27日は旭山動物園に勤める男性職員の自宅で家宅捜索も行われています。
「残らないよう燃やし尽くしてやる」(任意の事情聴取から)
年間130万人以上が訪れる、北海道を代表する観光地の一つ「旭山動物園」。
ここに勤務する30代の男性職員が、園内の焼却炉に妻の遺体を遺棄した疑いで警察に任意で事情を聴かれています。
連日行われた、動物園の現場検証で妻の遺体は見つかっていません。警察に対し、男性職員はこうした趣旨の話をしているそうです。
「妻の遺体を園内の焼却炉で数時間にわたって燃やした」(任意の事情聴取から)
動物園を運営する旭川市によると、焼却炉は死んだ動物を解剖し死因を特定した後、その死骸を焼却するためのもの。通常、施錠されていて担当飼育員や獣医など限られた人しか入れないといいます。
動物の焼却炉について、あるメーカーは…。
「動物を焼却するためには、だいたい800〜900℃ほど、牛で4〜5時間(燃やす)(骨の)かたちは残っている。火が入っているので触るとポロっと崩れるような状態」
「燃やし尽くしてやる」
そもそも、事件発覚のきっかけは今月に入り、妻の関係者から警察に「連絡が取れない」と相談があったことでした。
関係者によると、妻の行方が分からなくなったのは先月下旬。その前に妻はスマートフォンのメッセージで…。
「夫から脅迫を受けている」
関係者にこうした相談をしています。
一方、夫である男性職員。警察に対し、当初、妻と連絡が取れない理由について不自然な説明をしていたといい…。
行方不明の直前には、妻に「残らないよう燃やし尽くしてやる」などと脅していたとみられることも分かりました。
その後の任意聴取では、妻の殺害をほのめかしているという男性職員。警察は慎重に裏付け捜査を進めていますが…。
「北海道警は、相当難しい捜査を強いられている」
警察には、供述だけでは逮捕できない“事情”があるといいます。
“逮捕できない事情”とは?
園内の焼却炉に妻の遺体を遺棄したとして、任意聴取を受けているのは旭山動物園に勤務する男性職員。
警察は、動物園での現場検証や男性の自宅の家宅捜索を行っていますが…。
「(捜査に)時間がかかる」
元警視庁刑事によると、仮に捜査対象者が殺害をほのめかしていたとしても、現時点で逮捕できない事情があるといいます。
では、今後の捜査はどうなるのでしょうか?
(2026年4月27日放送分より)








