コンプレックスの解消や身だしなみを整える目的で美容整形が広がりを見せていますが、その一方で後遺症について相談に来る人も増えているといいます。
GW連休の間に修正手術も
ゴールデンウィーク最終日。買い物客などが行き交う中、都内の医療機関では、美容整形の修正手術が行われていました。
「これですね。入れた脂肪が壊死(えし)して、しこりになっている。本来なら筋肉の膜が見えるところ。脂肪がばーっと入っている。恐ろしい」
脂肪を入れる豊胸の痕にできたしこりを取り除き、新たにシリコーンを入れます。
今、美容整形は多くの人にとって身近な選択肢になりつつあります。美容医療の施術数は、2019年から3年でおよそ3倍に増加しました。
しかし、その一方で施術後の違和感や後遺症に悩み、美容後遺症外来を受診するケースも出ています。
1カ月前に額にヒアルロン酸を注入したという女性。今までは別の医師の下で施術を受けてきましたが、今回初めて後遺症が表れ、相談に訪れていました。
壊死した範囲が広く、緊急性が高いと判断。その日のうちに壊死した皮膚を取り除く手術が行われました。
「とりあえず一歩先に進めたから、良かったです」
男性の美容整形も増え
美容後遺症外来に相談に来る人の層にも変化が起きています。朝日医師はこう話します。
見た目を意識する男性が美容整形するケースも増え、それに伴って後遺症に悩む人も増えているといいます。
外国での手術で落とし穴
海外での施術トラブルを訴える人もいます。
「(施術は)韓国のどの辺りの地域なの?」
「江南(カンナム)ですね」
「江南地区は激戦区の中の激戦区なので、レベルも質も高い医者が多い印象」
「結構定評あるところでやったんですけど、こんなことに」
安さや選択肢の多さ、旅行ついでに施術できる手軽さから、美容大国・韓国で整形することを選ぶ人も増えています。
しかし、トラブルが起きた際、施術した医師と連携が取れないなど対応が難しくなるケースもあり、朝日医師は注意を呼びかけています。
朝日医師が担当する病院では、整形トラブルに関する初診件数が2020年以降、5倍以上に増えているといいます。
美容医療が身近になった今、メリットだけでなくリスクも踏まえた判断が求められています。
(2026年5月7日放送分より)







