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東京・上野にある富岡矯正歯科のドアに貼られた一枚の手書きの紙。「現在、院長の体調が大変悪く診療できない状況です。患者様には今後のご対応を個々にご連絡させていただきます」。
ある日突然、姿を消した矯正歯科。室内には診療チェアも、機材も、カルテもない。
患者の父親は「気持ちの整理がつかないというか頭が真っ白になるというか…。怒りもありますけど悲しいですよね」と心中を吐露した。
父親が娘のために支払ったのは55万円。それは矯正治療の前払い金だった。しかし、4年経っても歯並びは良くならなかったという。
「もう跡形もないというか…面影がない。ひざから崩れ落ちる感じでしたね」(患者の父親・40代)
近隣の店の人は「(Q.隣の歯医者さんと関わりはない?)全然関係ない。各テナントも全然知らないんだから…。テレビを見て、『え?もぬけの殻?』。歯医者のいろいろな器具とかあるでしょ?そんなのを持ち出すことだって大変でしょ?夜中に持ち出したのかもわからないし…」と驚きを隠せない様子だった。
台東区の保健所には、これまでにこの矯正歯科の閉院にまつわる苦情がおよそ40件寄せられているという。
「4月に医院に立ち入り調査を行い、事実上の閉院を確認しました。区は『廃止届』を受け取っておらず、今後、患者などに対して、どのように周知するかを検討しています」(台東区保健所)
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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