18日の日本列島は、東北から九州までの広い範囲で、最高気温が30度を超える季節外れの暑さとなりました。中でも、大分県と兵庫県では最高気温が35.3度に達し、今年全国で初めての猛暑日となりました。
都内は2日連続30度超
18日も暑かった東京都内では、ハンディーファンや水を持つ人の姿が目立ちます。練馬は昼前に30度を超えました。
大分県日田市の建築現場では早くもファン付きベストが。日田市は午後1時前に35度に到達。全国初の猛暑日となりました。最も早い猛暑日の記録を13年ぶりに更新しています。
20日にオープンのラーメン店。工事中の現場からから聞かれたのは…。
「やばいですね。梅雨始まってもいないのに」
「7月8月が怖いですね。もっと暑くなるんじゃないかと」
店内でも準備が着々と進みますが、手元にあったのはエアコンのリモコンでした。
「クーラーつけています。(設定は)18度。いったん全部つけますか」
5月としては観測史上初の猛暑日となった兵庫県豊岡市。海開き前ですが、足だけでも浸かりたくなるような気温です。
「例年に比べたら暑いなって。(海水)すごく気持ちいい」
「ちょっと早いかなという気がするが、夏が好きなんで最高。寒暖差が激しいので、体調崩す方も多いと思う。僕も鼻水が出たりとか(寒暖差に)やられている」
沖縄や北海道を除いて、18日の日本列島上空は、ほぼ雲はなし。降りそそぐ強い日差しで、猛暑日・真夏日の地点は今年最多、313地点を数えました。
観光地は“ナフサ問題”心配も
7月下旬並みの気温となった京都市。鴨川を眺めながら涼しげに楽しめるスイーツ専門店が盛況です。
「毎年5月ぐらいから暑いが、今日はちょっと異常。ジェラートの飲み物。暑いのですごくおいしいです」
活況の一方で、これから来る夏に向け“ナフサ不足”による影響を心配する声も聞かれました。
「プラスチックのバット。期間限定の催事の店舗でジェラートを出す時に、ジェラートを入れて送るバットになっている。これがないと催事には出店できなくなる」
京都といえば、国内外の観光客から人気なのが、艶やかな着物のレンタル店です。
「タイの方がずっと暑いです。慣れているが、もう少し涼しいと思っていたが…かなり暑いですね」
(Q.まだ5月ですが、今日は33度まで気温が上がるそうです)
「25度か26度ぐらいと考えていたので、実際は30度以上でしょう…?ちょっと驚きですね」
ドイツからの観光客は、着物姿の散策を早々に切り上げたそうです。
「暑過ぎではないけど、やっぱり暑い」
(Q.着物はすぐ着替える予定)
「もっと長く着ていたかったけどダメ。日本の方にあやかりたかったんですが。日本のこの暑さ、どうかしていますよね」
着物なら1000着以上あるそうですが、問い合わせが増えているのは…。
「『浴衣はないですか?』と仰るので、需要があるなら出そうかなと。(浴衣を)5月に出すのは珍しい」
こうも暑いと衣装選びは大変です。
「いきなり暑くなったので服装も迷って。カーディガンくらいかなといたが、34度ぐらい行くと聞いて…今日、半袖デビューですね」
「正直『大丈夫かな?地球』と。だってまだ5月なのに『真夏日』って、まだ春じゃないですか。『真夏日』って名前を変えた方が良い。夏じゃないよなって感じなので」
夏を前に「暑熱順化講習」盛況
18日も全国で熱中症疑いによる搬送者数が相次ぎました。都内では男女7人が熱中症の疑いで救急搬送されています。
大事なのは、いかに早く、そして効率的に天候に体を慣らせるか。つまり“暑熱順化”できるかです。
「暑熱順化はできあがるまでに2週間かかる。いったんやめてしまう、暑さから遠ざかってしまうと戻る。大事なのは継続すること」
東京・調布市で開かれた暑熱純化スタート講座には、高齢者を中心に120名が集まりました。日本気象協会が、熱中症に気を付けている期間を聞いたところ、7割以上が「7月前半から」と回答。「5月から意識」と答えた人は2割以下でした。
「暑さに慣れるって気持ちを持たないと。負けていられない」
「じっとしていても弱るばかりだから、体を動かして鍛えていないと」
暑さに慣れる運動を行うのに最適なのが、まさに今の時期だといいます。
「高齢になると汗をかきにくくなる。体も鈍感になって暑さを感じにくくなってしまう。座ったままでもできる体操から、体の暑熱順化につなげる形でスタートしてもらえると」












